今回は廃駅へのアクセス手段について書こうと思います。

 

現在、沿線住民の利用者減などに伴い、多くの地方路線が廃止や廃駅の危機となってます。

 

山間地域など人口が少ない路線では駅間が非常に長い事もあり、歩いていくのが困難な駅も多数あります。

また、最近はバスの路線も運転手のなり手の減少などの理由で廃止が進んでおり、行くことが困難な場所が増えてきております。

 

 

そういう場所への移動手段として、まず考えられるのは車やバイク。

実際、有名なYouTuberさんとかで、車で廃駅を訪問している動画を多数見かけます。

普段から車やバイクを乗っている人ならそちらの方が良いかもしれません。

 

ただ、免許を持ってない人やペーパードライバーの人も多いと思います。

車は維持費もかなりかかりますし、レンタルするにしてもレンタル代はそこそこかかります。

誰にでも出来るという訳ではありません。

 

 

次に考えられるのが自転車。

自転車であれば誰にでも乗れますし、バイクに比べて軽装で行けるというメリットが大きい。

 

ただ、自転車をどうやって持っていくのかという問題があります。

自転車を折りたたまずに乗せてくれるサイクルトレインというものもありますが、基本的にイベントなどの期間限定である事が多く、都市部を走る過密路線ではそもそもやっていない所が多く、現実的ではありません。

 

他に自転車を運ぶ手段としては長距離フェリーがあります。輸送費もそこまでかからず、楽に遠くまで行けるメリットがありますが、航路は限られてます。

 

そのため、自転車で各駅を訪問する方法はレンタサイクルで現地で借りるか、折りたたみ自転車を持ち込むという方法がメインになると思います。

 

 

まずはレンタサイクルについて。

レンタサイクルは各市町村の主要となる駅の観光案内所で貸し出しをしているケースが多いです。

基本的に観光案内所で手続きをして、職員の人に自転車の特徴と説明を聞いて出発、という段取りになります。

 

注意点としては、

自前のヘルメットは持って行った方がいいです。ヘルメットの貸し出しをしていなかったり、子供向けのみで、サイズが合わなかったりする可能性があります。

あと、坂道を走る事も考えて電動アシストがある自転車を借りる事をおすすめ。ただ、基本的に日をまたいで借りることは不可なので、時間内までに帰れるように目的地への距離は事前に確認してから借りましょう

(営業時間や自転車の性能などにもよりますが、経験上、片道20kmから25kmくらいが限界です)。

 

もちろん、法規はしっかり守って走る事が大事。

自転車は車道での走行が基本。携帯を持ちながらの走行は厳禁。スマホを確認しなければならない時は、必ず歩道など、どこか安全な場所に自転車を停めてから確認しましょう。

 

 

次に折りたたみ自転車ですが、小径自転車(ミニベロ)という事もあり、タイヤのサイズが小さく、かなり漕がないと進んでいかず、坂道を上るのが苦手というデメリットがあります。

そのため、折りたたみなら電動アシストが付いた自転車がおすすめですが、逆に重さの問題があります。

 

折りたたみ自転車を電車に乗せるためには折りたたんで輪行袋に入れなければならないというルールがあります。

輪行袋にキャスターなど車輪を付けて駅構内を歩くのは禁止されており、輪行袋は担いで行かなければなりません。

そのため、20kg以上の折りたたみ自転車の輪行は現実的ではないと言われています。

 

あとは大手メーカーのこの分野の参入がまだ少ないという事ですね。

現在、日本の大手メーカーで電動アシスト自転車を出しているメーカーはヤマハパナソニックブリヂストンなどがありますが、折りたたみ自転車はパナソニックのオフタイムくらいしかありません。

 

オフタイムは重量が19.8kgと輪行にはあまり向いていないとお聞きしてます(どちらかというと車載向けですね)。

 

そのため、海外メーカーから買うのが基本ですが、初期不良やサポート面での不安はありますね。

買う際にはYouTubeで実際に乗っている人の輪行の様子や、折りたたみ方、坂道を上れるか、自分に合うかなどを確認してから購入するのが良いと思います。

 

 

最近はEV化の流れなどもあり、新しいモビリティが次々と開発、発売されています。

ただ、現実には都市部を走るものが多く、坂道を登れる力や航続距離などの問題があり、実際に地方などで使えるものはあまり多くありません。

 

今後、廃駅巡りや地方での生活などに使える、どんな場所でも楽に移動できるようなモビリティが開発される事を願います。