攻撃的な態度をとることが多いものです。
「攻撃は最大の防御」、防衛的な反応なんですよね。
ところで、お化け屋敷って、なぜ、怖いんでしょう?
この話はよく研修の時に使うネタです。
遊園地やお祭りのお化け屋敷、実際に出てくるのは、かぶりものをした人とか、
急に風を当てられたりとか、冷たいこんにゃくがぶつかってくるとか(笑)。
まあ、そんなところです。
それなのに怖いのは、ただ単に
真っ暗闇だから。
以上。
あれ、電気ついてたらどうですか?
怖いどころか、大笑いしちゃいます。
そう、「何バカなこと書いてるの~?」って思うあなた!
いや、過去の私!(笑)
これ、知らず知らずにやっていることが多いんですよ~。
研修などの場面では、
職場やプロジェクトチームを
お化け屋敷にしないこと!
という風にお伝えすることがあります。
お化け屋敷のスタッフは、誰が何をやってるのか、
どこに何があるのか、どんなタイミングで何が起こるのか、
当然、熟知しています。
真っ暗闇の中でも、歩くことも特に難しくはありません。
一方、お客さんは、それがわからないから、
常に、ビクビクしながら歩みを進め、何度もなんどもびっくりして、
あ~!怖かった!!!と逃げるように出ていくわけです。
職場やプロジェクトチームに置き換えれば、
一部、情報を持っている人(古株のスタッフや初期メンバーなど)は、
「当然」と思っていることをあえて説明しなくなる、というときがあります。
そんなつもりはなくても、ブラックボックスにしてしまう、という感じでしょうか。
新人や異動したてのスタッフが質問をすると、
「なんでこんなこともわかんないの?」という反応が実に多いのです。
そして、この小さなことの積み重ねが、チーム内の情報格差を生み、
疑心暗鬼や不平不満、不信感のもとになってしまいます。
スタートしたときは、明るいテーマパークだったはずなのに、徐々に暗くなり、
その場に居続けて目が慣れている人にだけ、中の様子は見えていて、
途中から来た人や外部の協力者には、まるで真っ暗闇のお化け屋敷状態!
・・・ということが起きてしまうのです。
過去、私もこれでずいぶん痛い目を見ました・・・

気づいてみたら、構成メンバーの認識がバラバラで、こんなはずじゃなかった!
という苦い経験がいくつかあります。
あ、正確に言うと、今も、相方にはいつも注意されます!
「ひろえっちは、自分のわかってることをすぐ省略する!」って

かなりマシになりましたが・・・
だからこそ、こういう悲劇?が起きないよう、
コミュニケーションスキルの研修を一生懸命やらせていただいていたりもします。
仕事の達人のコミュニケーションの仕方を見ていると、
・大事なことは何度でも言う
・相手の立場に立って、伝わるように伝える
・暗黙知を作らない
・目的、手段・方法、役割分担、進捗状況などがいつも整理されている
というところがとてもよくできている人が多いですね。
しかも、自分がすでに伝えた内容について質問されたとき、
「この前言ったじゃないか!」という反応はほとんどしません。
逆に、「あ、私の伝え方が悪かったんですね。もう1回説明しますね」です。
大工には大工の言葉を使え
2500年も前、ソクラテスが言った、コミュニケーションの鉄則です。
P.Fドラッカーもこの言葉を引用し、相手に伝わらなければ、
コミュニケーションは意味をなさないのだと警鐘を鳴らしています。
わかっている自分が自分の言葉で伝えるのではなく、
相手が受け取れる言葉を吟味し、伝わるように伝える。
さらに言えば、短い会話の中からでも、自分の話がどの程度相手に伝わっているのか、
相手のわからないところはどこなのか、それを察知して、さりげなくフォローする、
ここを目指していけば、組織のパフォーマンスはかなり向上すると思います。
私がコミュニケーションスキルの研修にこだわる理由はこの辺にあります。
人は、無限の可能性を持っています。
組織の側が、その可能性を活用できるかどうか。
それは、「当たり前」を軽視せず、一人一人が真摯に情報共有に心を砕くことから。
もうすぐ新年度。
来年度も、伝わるコミュニケーションでいい仕事!を目指します。
研修のご依頼、お待ちしてます!!
・・・あ、宣伝になっちゃった(笑)。