先生の専門は理論経済学なのですが、歴史でも文学でも芸術でも、
何でも知ってる、本当にとっても博識な先生です。
私が学生だった20数年前は、大学の中で大型バイクを乗り回していた
とってもやんちゃな先生でしたが、今や、名誉教授。
でも、一貫して変わらないのは「真理の探究は一生の仕事」という考え方です。
そんな先生が「そろそろ、大人として古典をじっくり読んでみたらどう?」と、
卒業生を集めての勉強会をボランティアでしてくださっています。
アリストテレス、プラトンに始まり、福沢諭吉や今流行りのマイケル・サンデルまで、
ありとあらゆる本を読んで、議論する、という勉強会です。
私が、この先生を尊敬してやまない理由は、
「正解を出すことより、自分なりのものの考え方を創ることが大切」
ということを教えてくださったことです。
自分の目で見て、自分の頭で考え、自分の言葉で表現すること。
学生時代は厳しい先生でしたが、そこから学んだものがいかに大きかったか、
今になってわかることも多々あります。
そして何より、厳しくありつつも、どんな発言をしても頭から否定をされないのです。
「なるほど、キミはそう思ったわけだね」
この一言が、どれほど人を成長させてくれるものか。
学ぶ、とは、答えを出すことそのものでなく、
答えに至る過程のことなんだ、ということ。
忘れてはいけないことを思い出させてくれる、月に1度のいい時間でした。
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今日のしつもんどんな人から、学びたいですか?
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