こんにちは
NADAI認定アディクションカウンセラー
ひろえです
『恐怖』という感情の威力は凄まじいです
男性の怒鳴り声…
拉致、誘拐…
刃物や拳銃を突きつけられる…
断崖絶壁に立たされる…
(日常ではあまりないけど)
身体がこわばり、思考が止まります
長時間続けば、絶望や無気力にもなりますね
以前、依存症当事者から「依存対象に手を出せないのは、恐怖だ」と聞きました
恐怖を感じているとは、イメージしていた渇望や不安、怒りなんかより遙かに操作しきれないものに支配されているのかと驚き、それは辛かろうと思いましたが…
もし別れたら本来感じるであろう感情は「寂しい」「悲しい」などが先にくるだろうに
恐怖とは何故だろうか?と今更考えました
思い返せば依存症の元恋人だけでなく
それ以前にも、恋人と連絡がつかず不安になれば例え溺愛されている(浮気の心配は皆無)と分かっていても着信連発&家に押しかけたり
深夜だろうと片っ端から友人に電話して何時間も付き合わせないと自力では安心出来ない、なんて事もありました
(しかもそこで連絡取れないと今度は友人に対して不安になるという負のループ)
冷静な思考や感情を一蹴し
安心を得るための行動に執拗な執着をする
普段から「愛されているのか」「嫌われていないか」ばかり気になり、相手の行動を見張るような見方になる
…あぁ、『見捨てられ不安』ですね
幼少期、部屋に独り取り残される、泣いても誰も来ない、両親の離婚などの経験
幼児からしたら生死に関わる恐怖を生みますが、最初にあげた例より共感を覚えますね
依存症は感情のコントロールが不得手な方が、なり易いとはお伝えしていましたが根底の「恐怖」が感情を支配しているからなのかもしれません
恐怖との付き合い方、向き合い方
依存症には重要課題ですね
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