笑い文字には 「商標権」がある。


商標権って、何なのかというと
みんなのよく知ってる言葉で言うと、
「登録商標」
®マークのつくもの。

ちゃんとした書き方で言うと

商標権とは、商品又はサービスについて使用する商標に対して与えられる独占排他で、その効力は同一の商標・指定商品等だけでなく、類似する範囲にも及びます。 商標として保護されるのは、文字、図形、記号の他、立体的形状や音等も含まれます。 権利の存続期間は10年ですが、存続期間は申請により更新することができます。

例えばスヌーピーや、ミッキーマウスを勝手に描いて販売してはいけないのと同じこと。
ドラえもんを勝手にストーリーを作って販売してはいけないし、ピンク色だからドラえもんじゃないと言い張ってするのもそれもだめ。



笑い文字ができたときに1番最初にしたのも
この「商標権」を取ることでした。


なんでだろう、まだ何も始まってないのに
商標登録しなくちゃって思ったんだよね。



なんで、笑い文字講師の人が
「笑い文字」が書けるのかと言うと

私がこの笑い文字の商標権(デザインや教え方やいろいろ…)を、笑い文字普及協会に貸しているから。


だから、
その協会と私との間で契約して、
そして協会と講師との間で契約があります。


本もそう。
商標権があるのです。




なので、
勝手に笑い文字をデザインしたり、
勝手に似たようなものを教えたり、

似たようなものを
これは自分が作ったと言い張ったり
ましてそれを販売したり、看板に使ったり…

そういう事は法律違反になります。


今までも、
笑い文字を習った後に
これはもうすでに自分のオリジナルだからと
笑楽文字(わらいもじ)と、
勝手にお金をとって販売していたり

いつの間にか
お店のテントになっていたり、

いつの間にか
〇〇文字の名前で講座をしていたり、

そういうのは全部
弁理士の人や司法書士の人や、
あるいは直接出向いてお話をして
解決してきたんです。






さて、笑い文字の書いてあるどら焼きが
イオンで売られていたそうです。





確か、ええと…

これって  昔、
確かに私が書いたもののはずなんですけど…




うん、ほらね

だいぶ前だけど…


これと全く同じものが
白黒でどら焼きのラベルになってる。




で、イオン経由で販売元に
問い合わせたところ

「うちの作業所の 障害者が書いたものです。」と







えー




あのですね…








なんだか

今まで、いろんな交渉をしてきましたけど、



なんだか…






もう、やるせないというか、




本当に
悲しかったですね。





なんで、障害者が書いた って言うの?


って 思いました。









結局、
商標権をもとに  
無駄使用は取り下げていただきましたけど



なんだか

障害者や作業所を  自分たちで盾にするのは
なんだか本当に、哀しいなぁと




本当に 

なんだか




そう思うのです。