以前、ワテのブログに貼ったアフィリエイト・リンクから、
商品を購入してくださった方がいらっしゃったのを
いま気付きました。
お返しのしようが無いので、
ポイント相当のアメーバ・プレゼントにてお返ししますので
ご連絡くださいませ。
m(_ _)m
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
さて、本題です。
最近のニュースを見る度に話題に挙げられている
「特例公債」うんぬんの記事。
ざっくり言うと、
「震災の復旧復興でお金が必要だけど、お金が無いから借金します」
という話ですが、これを聞いて思い出した事があり
読み直したのがこの本です。
日本の選択〈6〉金融小国ニッポンの悲劇 (角川文庫)/著者不明

¥504
Amazon.co.jp
このシリーズは、「NHKスペシャル」で放送されたテレビ番組の文庫版で、
明治時代~大戦突入までの政治、経済、文化を検証し
近代日本を分かりやすく解説しているうえに、ページ数も少ないので
飽きずに読めてとても勉強になりました。
( ´艸`)
発売直後に本屋でPRしていたのでそれに釣られて買った本ですが、
奥書きを読むと1995年でした。
終戦50周年の節目でもあり、阪神大震災や「もんじゅ」の事故隠ぺいが
あった年で、いま思えば当時とは何も変わっていないのですね。

内容は大きく分けて3つに分かれております。
序盤は、日露戦争や第一次世界大戦で出費が相次ぎ
ただでさえ厳しい台所状態で起こった関東大震災。
戦争で借りたお金を返せないだけでなく、
復興に必要なお金もほとんど無い!
ガクガク((( ;゚Д゚)))ブルブル
そんな、とても貧しい日本が、
当時、イギリスのロンドン市場を抜いて世界一の金融市場へと
急成長を遂げるアメリカのニューヨーク・ウォール街で
一番の大銀行「モルガン商会」に借金をして、
国の復興を遂げようと東西奔走する
政府や日銀、大蔵官僚の話。
国家予算の半分を、外国の銀行に借りて賄うという
いま思えば、スゴイ時代だったのですねww
中でも、借りたお金の多くは「電力外債」として
電力会社の復旧や発展の為に使われ、
電力量の伸びに比例して日本の産業が立ちあがって行った過程が
「鉄は国家なり」ならぬ、「電力は国家なり」的なものがあり
電力抜きには国の発展はありえない、新興国の問題を
いろいろと考えさせられました。
昔の戦争は、エネルギー資源欲しさに
戦争を起こしていた事を思い出し、
そのぐらい、電力って人類に不可欠なものなんだなぁと。

中盤から後半にかけて主題となるのが、お金を借してくれた
日本経済の恩人たるモルガン商会のラモント会長と日本の関係。
貸したお金が戻って来ないのではシャレにならないので、
会長からは、あれやこれやと日本政府に注文を出し、
日本経済の発展をうながす。
その注文に応えて、当時の総理だった浜口雄幸と大蔵大臣の井上準之助が、
『緊縮財政』や『金本位制の解禁』に向けて奮闘する。
『緊縮財政』については、読んで字のごとく
国の出費を大幅に減らす事。
昨今の「事業仕分け」なんて、遊びかと思うぐらいに
バッサバッサと切り捨てて、無駄遣いを一切やめる。
『金本位制』は、今の様に刻々と値段が変わる変動相場制を行う前に、
「お金」の発行量と「金(ゴールド)」の所有量を合致させる事で
その国の威力を分かりやすくさせ、
経済上の力関係を為替相場に反映させたものです。
当時、日本以外の先進国はこの制度を取っており、
日本も早く取り入れれば良かったのですが
いろいろ大人の事情があって遅れを取ってしまいますた。
日本が、外交、経済で頑張りながらも孤立し、
気付いたらアメリカの言いなりだったというオチは
今も昔も同じ様な気もしつつ・・・

(ノ∀`) アチャー
それはさておき、この本の終盤に至っては
金本位制を取り入れて経済発展を遂げる予定が
運悪くその後やってきた世界恐慌の余波で
制度を取り入れたのが裏目に出てしまい・・・。
昭和恐慌を引き起こし、かえって国民の生活が困窮したうえに
浜口総理、井上蔵相ともに暗殺されるという
何とも悲壮感ただよう結末となっております。
(´・ω・`)チョボーン
この浜口総理と井上蔵相の活躍ぶりは、
城山三郎さん著『男子の本壊』でも書かれていますが
今の政治家と違うところは、良くも悪くも哲学が深くて
ポリシーを持って高職に当たっていたことでしょうかね。
こちらの本も掃除して出てきたら、
また読みなおそうと思いますた。
最後になりますたが、
当時は外国から山ほどの借金をして
復興に充てた日本経済ですが
今は反対に、国家予算の何倍ものお金を
世界中に貸し出していたようなので
今回の震災の費用に関しては、なんとかなるんじゃね?
と、思っております。
