あなたの育児にかかりつけ助産師を♡
つくば市在住
助産師
まつながひろこです
WEB雑誌 つく女の初回でご紹介いただきました!
🆕❣
世界母乳週間に寄せて。
母乳のことをもう一度見つめる時間
毎年8月1日〜7日は、
世界母乳週間(World Breastfeeding Week)
です。
1992年
WHO(世界保健機関)とUNICEFが
「母乳育児を守り、広めていこう」という
目的で始めた取り組みで、
今では
世界170以上の国で活動が広がっています。
なぜこの時期なのか?
1990年8月に
「母乳育児を守るための宣言(イノチェンティ宣言)」が
採択されたことが由来。
それに合わせて、
毎年この1週間が
母乳週間として定められました。
母乳育児は、
ただ「自然に出るもの」ではなく、
赤ちゃんとママが
一緒に作り上げていくもの。
その大切さを、
世界中で改めて見つめ直す期間です。
母乳育児のスタートは、産後すぐの24時間から
このブログでも
再三お伝えしてきていていますが
母乳は、
産めば勝手に出るもの
ではありません。
赤ちゃんが吸ってくれることで、
少しずつ
出るようになっていくものです。
特に大切なのが
産後すぐの24時間。
まつなが的には
できれば
最初の12時間から授乳が始められると、
母乳分泌がスムーズに
軌道に乗りやすいなあと
感じます。
そして、
最初の3日間が勝負。
この時期に
どれだけ赤ちゃんに吸わせるかで、
母乳量は大きく変わります。
頻回に
授乳することによって
ホルモンが分泌され、
母乳が少しずつ増えていきます。
「出ないから吸わせない」ではなく
「出ない時期だからこそ吸わせる」
産後
当日は翌日の
本当にすぐの時期は、
まだじわっと滲む程度。
その時期では
その量で充分出ているほうで
じわっともにじまない。といっても
まったく問題ありません。
だからこそ、
出ない時期に吸わせることが、
母乳を育てる第一歩。
この仕組みを知っているだけで、
気持ちがぐっと
軽くなります。
最近は無痛分娩を選ぶ方も増えていて、
産後の体力に
多少の余裕があることで、
母乳育児のスタートが
切りやすいという側面もあります。
どんなお産の形でも、
「最初の3日間をどう過ごすか」が
母乳育児の鍵になります。
母乳週間に寄せて
母乳育児は、
誰かと比べるものではなく、
ママと赤ちゃんが一緒に作っていく、
たったひとつのストーリーだなあとも感じます。
なぜか
母乳を選ぶ人が
少なくなってきている今でも、
選びたい人が
安心して選べる世界であってほしい。
母乳週間は、
その願いをそっと思い出す期間なのかもしれません。
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