会えただけで、それだけで嬉しかった。
彼の顔を少し見れるだけでそれで良かった。
それ以上望まない。
だから
もう少しこのままでいたいと思っていた。ずるい
彼の顔をみたら疲れも、辛さも、どこかに飛んでいってしまう。
穏やかな気持ちになる。
「りかちゃん頑張ったね!
美味しいもの食べよう」
そこのホテルの上にある鉄板焼ダイニングを彼が予約してくれてた。
お酒を飲みながら美味しいもの食べる
隣には彼がいる
それだけで本当に心地よかった、
彼の声を聞いて笑顔をみれて、それだけでこんなにも幸せな気持ちになる。
今日は少し彼の顔が疲れてみえた。
2日間ずっと仕事が立て込んでてあんまり寝てないって。
『大丈夫?』
私がいうと
「りかちゃんの顔見れたからもう大丈夫、でもりかちゃんの隣で
ぐっすり眠りたい」
彼がごめん、、冗談だよと笑いながら言った。
ばか
そう言って彼と笑った。
内心そんな事言われて戸惑いと嬉しい気持ちと、どうしようもなく
愛しい気持ちと。
「りかちゃんに会うとどんどん気持ちが止められなくなって、
だけどそれでも会いたいんだ、顔をみて話せるだけで幸せを感じる、
ずっと気が休まらなくて、まさかこんな気持ちになるなんて思わなかった」
「りかちゃん
僕はりかちゃんのことが好きです」
初めて彼の口からこの言葉をきいた。
こころのざわざわはもうとまらない。