先週Twitterで季語で詠んだものです。一部推敲・詠み直ししています。
1, = 春の星(はるのほし) =
葉桜の梢を渡る春の星やがて溶けたり遠き街へと
2, = レタス =
朝露の残るレタスの中心にたましひありて水送りたり
3, = 躑躅(つつじ) =
さわさわと躑躅は服の裾を撫づビルの谷間に降りたるひとへ
4, = 大根の花(だいこんのはな) =
園芸部の誰が植ゑしか大根の花の開くを顧問は知らじ
5, = 春昼(しゅんちゅう) =
ビルの間の風も止まりて春昼の窓のOL草餅を食む
6, = 春暑し(はるあつし) =
春暑しショートパンツの乙女らは眩しさとなり街へ駆け出す
7, = 独活(うど) =
独活の白酢味噌の黄を鈍色の器に盛れば眩しさ来たり