日頃から何かとお世話になっている合気道の先輩のお供で、北斗旗全日本空道選手権大会の観戦に行ってきました。
拳にはガードをつけて、顔面にはスーパーセーフをつけての試合です。
突き・蹴りに加えて、掴む、投げ、関節、頭突きもアリと、攻撃の自由度がかなり高いのです。
スーパーセーフと言っても、打撃による痛みを減らす事はできますが、頭部への衝撃はかなりのもの。
顔面への突きの衝突音はすさまじく、脳震盪を起こしてへたりこむ選手もいる程です。
印象に残った選手としては
石巻の菅原選手。
攻め方が圧倒的に上手でした。
渋谷選手。
一本背負いをきれいに決めていました。
互いに動いている中できれいに投げるというのは、
それだけ相手がよく見えているんでしょうね。
末廣選手。
フェイントや投げを上手にいおりまぜ、変幻自在の戦い方をする選手でした。
谷井選手。
軽いステップではなく安定の構えでした。
下がらず前に出る姿勢が印象的でした。
一番印象に残ったのが風呂本(ふろもと)選手。
開始と同時に前に出て、相手に反撃の隙を与えずに攻めつづけます。
まだ段位はなく黄色帯なのですが、戦う姿勢が本当にナイスファイトなんですね。
恐らく優勝候補であろうキーナン選手を相手に、すばらしい試合を見せてくれました。
空手の試合というと、もっと殺伐としたものを想像していましたが、試合が終われば笑顔で互いの健闘をたたえ合う、その姿勢は本当に素晴らしいものでした。
目の前で激しい攻防を繰り広げ、僅差で敗れた選手。
持てる技をすべてぶつけたのでしょう。
敗れたとはいえ、その表情には清々しいものを感じました。
それを感じた私は、退場の際に思わず拍手を送りました。
来賓席からの拍手に気づいた選手。
立ち止まって空手の「礼」をしてくれました。
時間にして数秒の、本当に短い間でしたが、
気持ちのいいやりとりができたと思います。
私は合気道の修行者ですから、どちらかというと試合には否定的な立場です。
ですが、こんな試合ができるのであれば、試合をするのも悪くない、そう思いました。
最近、自分の凝り固まった考えが揉みほぐされる、そんな事が立て続けに起こっています。
これが「変わっていく」という事なんでしょうね。
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