6/18(月) 宮城野合氣(武器技)(中野中)(19時~20時) | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

・杖6の素振り


神回の稽古だった。


参加者は中学3年生1名、5年生1名、4年生1名、2年生1名。


小学生に武器技を教える。

それは体術以上に難しい。


やりたくて来ている子もいるが、

やらされて来ている子もいる。


さて、どうやって教える?


その時、武道の神が舞い降りた(笑)


「ほら、右手の動き見てみな。こうなるだろ。

 次は左手の動きを見てみな。こうなるだろ。

 そして杖の動きを見てみな。ほら、打ち込みが鋭くなったろ?」


「身体の真ん中に『正中線』というのがあるんだ。ここは急所の集まりだ。

 ほら、突かれると痛いだろ。だからここを守りながら打ち込むんだ。

 正中線からズレて打ち込んだらな、急所をさらしながら打ち込むことになるんだ。」


「突いて終わりじゃないんだ。突きが決まらなければ相手の反撃が来るんだ。

 突き終わって体制が崩れてたら、やられちゃうだろ。だから突いて終わりじゃないんだ。」


何となく「手順を覚えりゃいいや」という感じで稽古していた小学生達の動きが、明らかに変わっていく。

だんだん正しい動きに近づいていくのである。


「子供には分からない」「子供には伝わらない」そんなことはない。

「伝える言葉を持っていないだけ」なのである。


子供に伝わる稽古だったら、どんな相手にも伝わるのではないか。


今後も子供の指導に力を入れようと思う。