・体の変更
・諸手取り呼吸法
・正面打ち小手返し
・受け身の練習
インフルエンザが流行っているのか、参加者が少ない。
こんな日はお楽しみの特別稽古。
まずは小手返しで投げる、投げられるの感覚を覚えてもらい、
マットを敷いて飛びながらの受け身をやってみる。
上手に飛べる子も、飛べない子も、面白いといって楽しんでくれる。
子供の稽古はそれでいいんじゃないかな。
・・・
「飛び受け身」について少々語ってみる。
合気道というと、手首をひねっただけで人がポンと宙を舞う映像がよく流れている。
いわゆる「飛び受け身」というものである。
ここで合気道を知らない人にちょっと質問。
①まず「飛び受け身」ありきで、きれいに飛ばすために「技」がある
②まず「技」ありきで、関節を守るための「飛び受け身」
上記①と②で、どちらが正しいと思いますか?
普通に考えれば②ですね。その通りです。
でも実際は①だと思っている合気道家が多いのです。
投げられる人の感覚を説明すると、以下のようになる。
相手を制した瞬間に、顔や脇腹にガツンという強い衝撃が来る。(当身)
何が起こったのか分からぬままに体が大きく崩される。(崩し)
ヤバいと思ったその刹那、関節が決められ投げられる。(投げ)
体制が崩れている上、関節に強い痛みがあるから投げに逆らえない。
地面に後頭部ないし背中から落ちる。
すぐさまうつ伏せにされて肩の関節を決められる。(決め)
これが技を受ける人の感覚。
体制が大きく崩れた状態で投げを受けると関節を痛めてしまうので、自ら飛んで関節を守る。
結果としてポンと人が宙を舞っているように見えるのである。
だから正解は②。
崩れていない、体制が安定している、技も効いていない。
なのにきれいに飛び受け身をしている映像を見たら、眉に唾をつけながら見て欲しいと思う。
それは合気道ではなく、合気道の姿を借りたダンスかもしれない。