・・・つづき。
中間試験が近づいてきた。
「彼を知り己を知れば百戦して殆うからず」
孫子の言葉は,資格試験においてもよく通用すると思う。
まずは情報収集だ。
中間試験の時点では,当然ながら全然仕上がっていない。
過去問を解いても,良くて正解が6割。
そのうちの2割は「まぐれ当たり」だろう。
残りの4割をじっくり勉強する時間は当然ない。
だから中間試験の「範囲」を確認し,ポイントを絞って勉強する必要がある。
自動車整備振興会の担当者にインタビューする。
「具体的に何が出題されるんですか?」
「講義でやったとこ全部です」
・・・だめだ。使えねぇ。
結局何の情報も得られぬまま,中間試験を迎えることとなった。
もうこうなっては仕方がない。
とにかく,講義された範囲に該当する過去問を全部解き,○△×をつけ,×と△をつぶし・・・をひたすら行った。
そして迎えた中間試験。
国家試験の過去問と出題傾向が異なっているらしく,なかなか難しい。
国家試験では必ず出題される問題が出てこない。
逆に国家試験ではまず問われない問題が出題されている。
どうやって,何を基準に問題を作ったのかが全く分からない。
ただ一つ言える事は・・・目の前にあるこの問題を,解かねばならないという事である。
これまでの知識を総動員し,どうにか答案用紙を埋める。
7割以上正解しないと再試験との事だったが,感覚的には6割とれたか取れないか。
たぶん再試験だろうと思いつつ迎えた数日後。
試験の結果が教室に張り出された。
私の点数は80点。
・・・クラスで1番だった。
2番目の人でも60点代。
多くの受講生は40点代。
ほとんどの受講生が再試験という事である。
これはもはや・・・受講生の勉強が足りないというレベルではなく,出題方法に問題があった見るべきだろう。
後日談。
その反省もあったかどうかは分からないが,修了試験ではおおまかな出題内容が示されるようになった。
・・・つづく。