一本歯の高下駄 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

「立ち方」の稽古に使っている,一本歯の高下駄です。


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こちら で買えます。


だんだん歯が磨り減ってきたため,兄弟子の勧めもあり,歯の底面にゴム板を貼り付ける事にしました。


今回は,一般のご家庭で誰でも簡単にできるDIY(Do It Yourself;てめえでやれ)シリーズ第一弾としまして,一本歯の高下駄の底にゴム板を貼り付ける,その一連の工程を分かりやすくご紹介したいと思います(笑)


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まず一本歯の底面をきれいに削ります。


石や砂を噛み込んでいるため,カンナや刃物は使えません。

なので,どのご家庭にもある「ディスクサンダー」で荒削りします。


仕上げは「サンドペーパー」です。


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底面と同じサイズに切ったゴム板を,接着剤で貼り付けます。


ゴム板は近所のホームセンターで購入。


次に一本歯とゴム板の接着面に圧力をかけます。


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どのご家庭にもあると思いますが,油圧プレスです。


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主軸と一本歯が一直線になるようにしてセットし,プレスします。


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横から見た図です。


この状態で,二晩程放置します。


もう片方の下駄も同様にゴム板を接着します。


さて,履き心地ですが,下駄の醍醐味である「カランコロン」がありません。

まさにゴムを踏んでいるような感じです。

もちろん音はしません。


ゴムの厚さにもよるでしょうが,少々の小石ならばゴムが吸収してくれるので,バランスを崩すことがなくなりました。


また個人差はあるでしょうが,「踏む」という感覚は,ゴム板があった方が掴みやすいと感じました。


何より大きいのは,一本歯が磨り減らない事。


しばらく試してみて,良さそうならば,普通の下駄を購入し,ゴム板を貼り付けようと思います。