大和合氣修練道場の設立は平成16年5月。
今年で5年目突入である。
立ち上げた当初は,私と長男,そしてそのお友達しかいなかった。
それが今や,黒帯が3名,白帯が2名,子供が5名と,大所帯(・・・でもないか)になった。
白帯2名は,合気道は全くの初めて。
他武道の経験があるため,地力はある。
だがいかんせん稽古回数が少ない。
月2回というペースである。
だから「技数」ではなく「基本技を繰り返す事」に重きを置いて稽古してきた。
基本技を繰り返す事で,半身と腰が作られ,体捌きが身に付く。
その上で応用技を行うと,スムースに身体が動くのである。
合気道には「迷ったら基本に戻れ」という格言がある。
「迷う」という事は,その前段である「基本」が身に付いていないから。
だから「基本に戻る」事で迷いをなくすのである。
ちなみに,基本技もできていないのに,応用技やマニアックな技を追及する者を「曲者」という。
基本技の習得を嫌い,応用技や氣の流ればかりを追い求める人が陥りやすい。
基本技の稽古を地道に繰り返せば,ゴールまでまっすぐにたどり着けるのだが,
それを嫌い曲がった道を歩むと,結果的に遠回りになる。
「曲者」とはよく言ったものである。
大和の面々はまっすぐである。
合気道の師範は私1人しか知らないし,
他を求めようとも考えない。
私が信じている岩間の合気道を,まっすぐに稽古してきた。
私と共に月2回,汗を流してきた。
決して恵まれた環境ではない。
だががんばっている。
何とかして彼らに黒帯を取らせてあげたい。
師範としてそう思うのは,決して間違いではない。
合宿で集中して稽古しよう。
目標を持って稽古しよう。
まずは,準初段である一級にチャレンジさせよう。
以上が合宿を開催するに至った流れである。
次になさねばならぬ事,それは「候補地選び」であった。
・・・つづく。