入船・出船 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

塩釜にて稽古。


・体の変向,氣の流れ

・諸手取り呼吸法

・正面打ち二教 裏

・正面打ち三教 表

・正面打ち小手返し

・坐り技呼吸法


3人回りで稽古していた時の事。


道場には業務用の大型扇風機があるのだが,順番を待っている一人が扇風機のまん前で待っている。


「バカヤロ!!そこに立ってたら風が当たんねぇだろ!!」


先生に怒鳴られてました。合掌。


稽古後皆で掃除していた時の事。


高い位置にある神棚のお榊を取り替えるため,先生が脚立を使用。

先生が脚立を降りた隙に,窓拭きをしていた門下生が脚立を使用。

先生が戻ってくる。「お~い,脚立」


先生が今度はお水を取り替える。

先生が脚立を降りた隙に,窓拭きをしていた門下生が脚立を使用。

先生が戻ってくる。「お~い,脚立」


「オメーは岩間では,真っ先に怒られるタイプだな」


どうにか怒鳴られずに済みました。合掌。


靴を揃えない門下生が一人。


「いいか,靴はな『入船・出船』で揃えるんだ。

 入るときは靴を『入船』のままにして上がり,

 上がってから『出船』に揃えるんだ。

 こうすれば出る時に楽だろ。」


怒鳴らず,優しく諭す私。

フムフムと頷く門下生。


「靴を揃えるのはな,礼儀正しいというよりは用心のためなんだ。

 イザという時にな,靴が揃ってないと,素早く脱出できないだろ?」


ほーっと言う表情で聞き入る門下生。


武道家が礼儀正しいのは用心のため。


これは齋藤先生の教え。