塩釜にて稽古。
・体の変向,氣の流れ
・諸手取り呼吸法
・正面打ち二教 裏
・正面打ち三教 表
・正面打ち小手返し
・坐り技呼吸法
3人回りで稽古していた時の事。
道場には業務用の大型扇風機があるのだが,順番を待っている一人が扇風機のまん前で待っている。
「バカヤロ!!そこに立ってたら風が当たんねぇだろ!!」
先生に怒鳴られてました。合掌。
稽古後皆で掃除していた時の事。
高い位置にある神棚のお榊を取り替えるため,先生が脚立を使用。
先生が脚立を降りた隙に,窓拭きをしていた門下生が脚立を使用。
先生が戻ってくる。「お~い,脚立」
先生が今度はお水を取り替える。
先生が脚立を降りた隙に,窓拭きをしていた門下生が脚立を使用。
先生が戻ってくる。「お~い,脚立」
「オメーは岩間では,真っ先に怒られるタイプだな」
どうにか怒鳴られずに済みました。合掌。
靴を揃えない門下生が一人。
「いいか,靴はな『入船・出船』で揃えるんだ。
入るときは靴を『入船』のままにして上がり,
上がってから『出船』に揃えるんだ。
こうすれば出る時に楽だろ。」
怒鳴らず,優しく諭す私。
フムフムと頷く門下生。
「靴を揃えるのはな,礼儀正しいというよりは用心のためなんだ。
イザという時にな,靴が揃ってないと,素早く脱出できないだろ?」
ほーっと言う表情で聞き入る門下生。
武道家が礼儀正しいのは用心のため。
これは齋藤先生の教え。