剣の基本 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

今年39回目,通算94回目の稽古。


・白帯1名,黒帯3名

・剣基本素振り 1,4,5

・右の合わせ,左の合わせ

・5の合わせ

・中野栄フリマのリハーサル


素振りは力んではならない。

力を抜いて,リラックスして行うのである。


力で切ってはならない。

刀に切らせるのである。


正しく打ち込まなければならない。

それは正しく掴むのと同じなのである。


素早く打ち込んでも型が崩れてはならない。

早くなっても型を守るのである。


剣の基本に再び戻り,ふとそんな事を考えた。


門下生のU君。彼は面白い。


「迷ったり悩んだり,崩れたりしたら一旦戻るんだ。」


という話を稽古中にしたのだが,案の定5の合わせで崩れ始めたので


「迷ったら一旦戻れ」


と指示したら,打ち太刀の途中で後に下がり始めた。


「?」という表情の受け太刀。

周囲も「???」という表情。


「・・・?なんで下がるの?」という私の問に

「さっき戻れとおっしゃったので・・・」


(髭男爵風に)

「なんでやね~ん

 ハッハッハッハッ」


社会人になっても,U君はちっとも変わらないという事を確認した稽古だった。