今年3回目,通産58回目の稽古。
(子供クラス)
・1年生1名,2年生1名,4年生1名
・体の変向
・諸手取り呼吸法
・正面打ちの崩し
・正面打ち一教 表
・正面打ち 入り身の体捌き
・正面打ち入り身投げ
・正面打ち 入り身からの脱出
子供クラスの稽古は,ランニングで身体を温める事から始まる。
最初はじれったい位ゆっくり走り,1周毎にだんだん早く,最後は飛ぶように走る。
それから柔軟体操。
怪我をしないための工夫である。
稽古前に汗をかくほど元気に鬼ごっこを楽しんでいるのだから,柔軟なぞ不要かも知れないが・・・。
(一般クラス)
・黒帯3名
・体の変向,氣の流れ,変化
・諸手取り呼吸法,第三法,角度の研究
・片手取り回転投げ 内回り,押さえの変化
・片手取り天地投げ,変化
ベクトルは力と角度。
力を抜けば角度だけが残る。
だから力を抜いた状態で角度の研究。
第三法は力を入れると全く入れなくなる。
だから「角度」を学ぶ技なのである。
第三法を第一法に応用できれば,諸手取り呼吸法の角度が分かる。
角度が分かったら,呼吸力を十分に効かせて,本来の目的-呼吸力の養成-を行うのである。
回転投げは体捌きを行いながら大きく下に切り下ろすのが一つの基本。
これができていないと,角度が取れず,押さえ技への変化の際に余計な力が必要になる。
天地投げは,地となった腕で相手の腕をロックする事。
天となった腕と地となった腕で相手を挟むと,相手はどうにも抵抗できなくなる。
「クワガタのようにガッガッと」とは水戸の坂谷さんの説明。
実に的を得た説明だと思う。
本日,板の間で稽古している剣道の面々が,温風ヒーターに点火。
これがかなり強力で,暑い位。
武道の稽古なのに,ガンガン暖房が効いているというのも,何となく違和感があった。
絞った雑巾がそのままの形でフリーズする程の寒さだったから,しょうがないか・・・。