・・・つづき。
さらに問題を探してダウンロードし,印刷しておいた。
そして翌朝。
父子とも6時に起床。
脳が一番働くのは,目覚めてから3時間後という。
試験は9時開始。だから6時に起床。
顔を洗い,目が覚めた所で3回目の模擬試験開始。
私も側で本を読みながら待つ。
待つ身の30分は恐ろしく長い。
だが長男にとっては恐ろしく短い30分だろう。
30分経過。再び採点してみる。
結果は260点。どうにか合格ライン。
特に乗算と除算は,それぞれ20問中19問正解。
合否は3種目の合計で決まる。
したがって乗算と除算で点数を稼ぎ,見取り算をできるだけ多く,正確に解く。これが試験に際しての戦略となるだろう。
朝食を挟んで4回目の模擬試験。
一度合格点を取っていたためか,油断していたのであろう。
採点してみた所,合格点を下回っていた。
それも得意なはずの乗算・除算で何度もミスをしている。
だがこれでミスの傾向がはっきりと掴めた。
四捨五入と小数点の位置。
これが出てくる問題でミスをし易いのだ。
流石にもう1回模擬試験にチャレンジする時間はない。
だがミスの傾向も含め,色々とアドバイスをしておいた。
・ゆっくりでいいから,確実に
・焦るな
・四捨五入は指定された桁で。
それ以下は無視してよい。
試験の時間が近づいて来た。
長男を近所の試験会場まで送り届ける。
最後にこう言った。
「試験結果はどうでもいい。
お前はがんばったんだから。
焦らないで,実力を発揮しておいで」
長男はウンと頷いて会場へ飛び込んでいった。
これ以上私に出来ることはない。
会場を後にした私は,いつもの神社へと向かった。
・・・つづく。