正面打ちの崩し | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

宮城野37回目の稽古。


(子供クラス)


・1年生1名,2年生1名,4年生1名,6年生は見学。

・体の変向

・諸手取り呼吸法

・片手取り一教表

・片手取り回転投げ

・杖6の素振り 1~3


(一般クラス)


・白帯1名。

・体の変向,氣の流れ

・諸手取り呼吸法

・正面打ち一教 表

・坐技呼吸法


本日もマンツーマンの稽古。


参加者全員の最大公約数的な稽古ではなく,その人にとって最適な稽古ができる。


諸手取り呼吸法。


招き寄せた時点で,相手の身体が横にねじれるように崩れている。


投げる前に一度剣をイメージしつつ振りかぶる。


すると,横にねじれた相手の身体が,さらにのけぞるように崩れる。


こうすると投げが非常に楽になる。


正面打ちの崩し。


最初の一歩は相手の両足の間。その位相手の正面に打ち進む。


肘を掴み,崩す。腰がロックされて逃げられない,その角度を見切るまで,何度も何度も繰り返す。


その状態で真下にそっと崩す。


こうされると,

どうやっても逆らえないし,

どうやっても逃げられない。


突き飛ばす直前,相手の片手を自分の前に持ってくる。


この時,肩を落とす。体の変向で落ちた肩,そのままである。


こうされると,力を入れても返せない。


恐るべし,体の変向。


岡山で学んだことを,自分なりに吸収し,宮城野の稽古に還元してみた。


技数はなかったが,門下生にとってはいい稽古だったのではないだろうか。