ビッグゲスト&とほほゲストを交えての武器技 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

宮城野30回目の稽古。


本日は何と,

ビッグゲストである水戸の坂谷さんと,

とほほゲストである水沢ののんぶが来仙。


子供達3名も加わり,総勢7名でのにぎやかな稽古となった。



この人数は初めて。


・31の素振り

・4年生2名,6年生1名,白帯1名,坂谷さん,のんぶ

・31の素振り(子供のみ)

・31の組杖(大人のみ) 1~3,4~6,4~6変化,9~11,13~17,18~22,22~27,27~31


まずは全員で31の素振り。


子供達はまだ知らないのでついて来れないが,組杖の合間に教えるのである。



宮城野のいつもの稽古風景。ビッグゲストと,とほほゲスト。


31の素振りで型を確認し,組杖の稽古開始。


まずは1~3。


岩間で教わった通りに,番号を言いながら,止めながら型を確認し,それから合わせ。


大人たちが組杖を始めたら,子供達に31の素振りを指導。


31の素振り-8 後ろへの打ち込み


31の素振り-16,下段返し


31の素振り-22 下からの突き



31の素振り-26 突き下段返し


子供達が素振りを始めたら,大人に混ざって組杖(忙)。


まずはとほほなのんぶ。



袴はどうした?


なぜか帯がカールしている。



帯の位置,高くない?



集中力。お前には集中力が必要だ。


そして坂谷さん。


杖を合わせてみて,その重さ,力強さに驚いた。


私の師匠は斉藤先生の弟子。


坂谷さんも斉藤先生の弟子。


大先生から斉藤先生へと受け継がれて来た岩間の合氣道。


その弟子達が,互いの技を確かめ合う。


ちょっとした感動を覚える。


・・・


数年前,塩釜の10周年にて柴田先生がミネソタのマークさんと組太刀の演武を行った。


激しい打ち合いの後,柴田先生はニヤッと笑っていた。


その気持ちがよく分かる。


先生は剣を通じて確かめ合ったのだ。


そして今日,私達は杖を通して確かめ合った。


私達もやはり,ニヤリとしてしまった。


・・・


道場の半分は畳。今日も畳は柔道教室が使っている。


いつも2,3人で行っている合氣道の稽古など,気にも留めないのだろう。


だが今日は,道場中に響き渡る氣合いと杖の音に,すっかり驚いたようだ。



31の組杖-1



31の組杖-2



別の角度から。



31の組杖-4~6の変化。







そして稽古終了。


稽古着が絞れる程の大汗。


武器技でここまで汗をかいたのは,宮城野では初めてではないだろうか。


いい稽古相手があってこその汗。


稽古後,着替えの時間に体の変向と諸手を少々。


やはり坂谷さんの腕は太い。

のんぶも喜々として掴みに行っている。


「のんぶ,今日の稽古はどうだった」


坂谷さんが尋ねる。その問にのんぶが応えた。

「はぁ,体の変向と諸手が良かったです」


ほほぅ。


そう来ますか。


メインであるはずの31の組杖はすっかり忘れた,と。


鈴木の道場に来ているのに,坂谷さんから教わった技がいい,と。


10月の岡山が楽しみですなぁ。


・・・


着替えたら,行きつけの銭湯へ。


汗を流し,さっぱりした所でビール。


信じられない程美味い。


「美味い。これは何と言う飲み物ですか?」


思わずボケてしまう程の美味さ。


我々の集まりに,武神Tシャツは欠かせない


のんぶをイジりつつ,何杯もビールをお替りし,道友との楽しい時を過ごした。


いい稽古だった。