全日本の打ち上げにて,門下生より「明日稽古できませんかね・・・」との声が。
5月27日の日曜日。青少年センターは確保していない。
しかし私は大和にいる。
そして稽古は,公園でもあればどこでもできる。
何より,そういう声が自然に出てくるのが嬉しくて,二つ返事でOK。
そして本日。近所の公園で待ち合わせ。大和は真夏日。木陰を選び早速稽古開始。
・杖素振り20本
・組杖 1~10
・組杖6,10の変化
まずは杖素振り20本をじっくり稽古。
素振りの最中,あまり足音がするのはよくない。また地面が足跡で荒れていてもダメ。
屋外で行う稽古はこういう気づきもあるから,面白い。
次いで組杖。号令を掛けながら,止めて型を確認しながらの稽古。そして合わせ。
組杖6では体の理を稽古し,その流れで変化。上段返し打ちからそのまま腰投げ。
組杖10では,通常2回の回転払いを4回に増やして稽古。
組杖は,よくできていると思う。突き,打ち,払いなどの杖の操作,合わせ,そして投げ。
特に6以降。杖を用いた投げというのは,いかにも「合氣杖」らしくていい。
私よりも重いであろう門下生が,面白いように崩れ,投げられる。
投げられる度に「おぉ~」という歓声。杖の面白さに目覚めてもらったようである。
強い日差しの中,木陰で武器技の稽古。岩間の斉藤先生の稽古を思い出した。
いい稽古だった。