工学部合氣道部OB会のホームページを新たに立ち上げるに際し,独自ドメイン「AIKIOB.JP」を取得した。
#本当は「OBKAI.JP」を取得したかったのだが,
#残念ながら先に取得されてしまっていた・・・。
ドメイン名は「ドメイン取得代行業者」に依頼して取得する。
もちろん他の誰かと重複したドメイン名は取得できない。
JPドメインの維持費は年間8,337円。
維持費を支払っても,得られるのは,ドメイン名を使う「権利」だけである。
当然「権利」だけではホームページの表示はできないので,ドメイン名に対応したIPアドレスと,ホームページのサーバを用意せねばならない。
サーバはどうしようか?サーバは世界中のクライアントからの要求に応えなければならないため,高いスペックが要求される。
すなわち,高速なCPUと大容量のメモリ・ハードディスクを持ち,通信にも強い機種でなければならない。
電気代に代表されるランニングコストも重要だ。クライアントは用が済めば電源を切ってしまえるが,基本的にサーバは24時間365日稼働である。
ここで友人に相談。某大手電器販売店に長年勤務する,パソコンの専門家である。
#「相談」などと言えば聞こえはイイが,
#要は「余ってるパソコンちょーだい」である。
友人は私の図々しい「相談」にも関わらず,「これでよければ・・・」と自分のパソコンを一台,あっさりと譲ってくれたのである。
液晶画面が壊れていて画面が見えないという欠点はあるものの,そこそこのスペックを持つノートパソコン。CPU・メモリ・ハードディスクも・LANカードいずれも全く問題なし。
ノート型なら,電源を入れっぱなしにしていてもさほど電気代はかからないだろう。
サーバと言っても,厳密には「サーバマシン」と「サーバOS」の2つで構成されている。
サーバマシンはハードウェア。
サーバOSはソフトウェア。
サーバOSだが,迷う事なくUNIX系のOSであるLinuxを使うこととした。
#仕事で使っていたので・・・。
元々入っていたWindowsXPは消去し,Linuxをインストール。
諸々の設定を行い,ようやくホームページのサーバ立上にこぎつけた。
我が家に設置してあるノートパソコンに,世界中からアクセスが来るのである。
実に感慨深い。
自宅サーバ公開。
一昔前は難しい作業であったが,書籍も出ているし,環境も整いつつある。
情報を受け取るだけでなく,情報発信する事で,あなたのインターネットの幅がぐんと広がる事は間違いない。
ブログやMixiもいいけど,独自ドメインと自宅サーバ。
そんな世界に飛び込んでみては如何だろうか?
・・・つづく。