クラッチオーバホール その3 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

・・・つづき。


どうにかこうにかミッションを下ろして,クラッチ一式を取り外す。


案の定,クラッチ盤の磨耗は金属のビスにまで達していた。ここまで磨耗するとクラッチが滑るのも無理はない。



これが今回の交換対象。

左上がクラッチカバー

右上がクラッチ盤,

真ん中がレリーズベアリング。


磨耗は金属のビスにまで達していた。



ダイヤフラムスプリングとレリーズベアリングの接触部分も磨耗していた。



レリーズベアリング。茶色い。


どの写真も,何となく茶色がかっている事にお気づきだろうか?


クラッチを構成する部品一式は,クラッチ盤が削れた粉でまっ茶色になっている。この粉,土埃と同じで非常に細かく,作業着につくと内部までしみ込んで来る。


その威力は絶大。新品の軍手が一瞬にして汚れた軍手と化してしまう(もったいね~)


スチームでミッションを綺麗に洗って乾かす。


今後ミッションを下ろす機会はそうあるものではない。ドライブシャフトやレリーズフォークに丁寧にグリースアップしておく。


交換部品一式も届き,いよいよ組み立てなのであるが,ここからが大変なのであった・・・。


・・・つづく。