塩釜で稽古後,その足で3級ガソリンエンジンの国家試験へ。空腹を抱えながらの受験である。
昇段審査でもそうだが,試験と名のつくものは何でも「準備」が問われるのである。
ポイントを押さえ,試験範囲を知り,過去の出題傾向を知り,過去問を解き,弱点を補うための勉強をする。
準備を怠れば,例え整備のベテランであっても不合格となる。それが「試験」なのである。
そう考えれば,「情報収集」「訓練」「調査」が,いわゆる「勉強」と呼ばれる行為の実際であろう。
もちろん,試験に通ったからと言って本質的な理解が伴うとは限らないし,試験で経験を積む事はできない。
試験は整備士としての一部の能力を問うのに過ぎないのである。
だから試験は通過点なのである。
この日に備え,十分に準備をしてきた。今日はその成果をマークシートに落とし込むだけである。
持って行ったのは受験票と筆記用具だけ。参考書など持っていく訳がない。
試験開始後20分でマークシートへの記入を終了。退室可能時間まであと10分。目を閉じて待った。
1問か2問,解答が怪しいのがあったが,時間をかけたからと言って正解になる訳ではないので割り切った。
そして退室可能時間。真っ先に会場から飛び出して家路についた。とにかく腹が減っていた。
高校受験や大学受験をこんな姿勢で望めてたらな~と思う事もあるが,これまで歩んできた道に満足している。
勉強に対する姿勢は,今後生かして行こうと思う。