・・・つづき。
30分程アイドリングしたのだが,相変わらず白煙は出続けている。
しかし入庫時よりは明らかに減っている。お客さんはこれで納得してくれるだろうか?
いや待てよ,アイドリングだけではターボチャージャは動いていないはず。ターボチャージャを動かすには・・・テスト走行してみるしかない。
入庫してから3週間。久々に工場の外に出る車。
国道を走る。アクセルを踏み込めば,ターボチャージャ特有の金属音が聞こえてくる。交換前よりも明らかに加速が伸びている。オーバホールの威力に驚く。
しかし白煙は相変わらず。がっかりしつつもテスト走行を続けていると,突然白煙が見えなくなった。
?と思い,空ぶかししたり,急加速したりと,色々試してみたが,やはり白煙は見えない。
ドキドキしつつ,工場に戻り落ち着いて見てみる。やはり白煙は消えている。白煙の原因はターボチャージャだったのだ。
ホッと胸をなで下ろすとはこの事。
早速お客さんの所へ。お客さんも大いに驚き,喜んでくれた。
これまで行った様々な作業が報われた瞬間。
この1台で大変な勉強をさせてもらった。
・・・おわり。