3級ガソリンエンジン基礎 修了試験 | 武産合氣道 大和/宮城野合氣修練道場 稽古日誌

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「神奈川県大和市」及び「仙台市宮城野区」にて岩間スタイル合気道を稽古する「大和/宮城野合氣修練道場」道場長鈴木博之のブログ。IT関連、自動車整備、資格試験、震災関連など、様々な情報を提供しています。

久々に「試験」というものを受けてきた。


3級ガソリンエンジン基礎の講師は,うちの社長と知り合い。何かと「おたくの社長は・・・」と言われていたので,あまり悪い点を取るとそのまま社長に伝わってしまう恐れも。だから一応勉強してから試験に臨んだ。


試験は,実技,筆記の両方が行われる。


実技は計測機器を使用した測定や,工具の名称や用途を問うもの,筆記は材料や燃料,トルクや電気抵抗などの計算問題である。


予想外の出題もあり,何問かは空欄での回答。あっちゃ~。


いつも使う工具「プライヤー」の名前がどうしても出てこなかった(正式名称は「コンビネーションプライヤー」)。


電気抵抗を求める問題では,似たような直列抵抗を求める問題が2問出題。本当はもう1問は並列抵抗を出題したかったのだろうが・・・出題ミスを装ったボーナス問題なのだろう。


試験というものは,実務でも必要で,大事な所だから,分かっていて欲しい所だから,出題するのである。


出題者は,その全てを問う事はできないから,ポイントとなる所から適当にみつくろって出題するのである。


回答者は,どのポイントが出題されるか分からないから,全てのポイントを押さえるのである。


つまり,試験のための勉強こそが,本当の勉強なのである。


試験も仕事も,要領よくやればいいのである。ポイントを押さえ,優先順をつけて取り組めばいいのである。それが本当の勉強であり,仕事なのだから。


しかし,こと「技」を身に付ける事に関しては,「要領」は通用しない。やはり地道な日々の積み重ね。


職人技もしかり。合氣道もしかり。