・三十一の組杖(1~31)
組杖は,まず号令をかけながら,一つ一つ動きを止めて,動作・形を互いに確認する。
その稽古を十分に行った後,初めて合わせる。
そのように進めれば無理がなく,上達も早い。
単に手順と形を覚えればいいのではない。
一つ一つの動作の中に,武道的な意味が込められている。
これから先輩になる人は,手順と形を覚えたら,次は一つ一つの動作に込められた意味をじっくり稽古すべき。
つまり「質」を高めるのである。
4年間の稽古が手順と形を覚えるだけなら,要領のいい後輩や運動神経に優れた後輩にたちまち追い抜かれてしまう。
合氣道はそんなに底の浅い武道ではない。
先輩はたった1年の違いを,後輩に思い知らせる必要がある。
自由稽古で,茶帯の面々に対して,帯の結び方,杖の構え,剣の構え,半身,腰,振りかぶり,振り下ろしをじっくり教える。
普段疑問に思っていたこと,分からなかった事を,ここぞとばかりに必死に質問してくる。
そんな君達に以下の言葉を贈る。
・Don't think, Feel!(考えるな,感じろ)
→ ブルース・リー (映画俳優)
・THINK(思考せよ)
→ トーマス・J・ワトソン (IBM初代社長)