光線治療の歴史 

可視総合光線療法 通称コーケントー! 

その歴史は、1660年に物理学者のニュートンが、

可視線を発見したことから始まります。 

 

1800年代に入り、日光の治療特性を医師が知るようになり、 

1854年、ナイチンゲールがクリミヤ戦争の時に

夜戦病院内に入りきれない 野外の負傷兵の治りが早いことに気付き、

帰国後に病室の日当たりを良くして治療効果を上げたと言われています。

 

 19世紀の後半、ヨーロッパでは公園の照明では

カーボンアーク灯が公園の街灯や街路灯に使用されていました。

 その公園の街灯で暖をとっている浮浪者が健康になっていることに 

デンマークの医師ニールス・フィンセンが注目。

 その後様々な治療に使われるようになったそうです。 

 

日本では、フィンゼンライト灯で皮膚病の治療が行われ、

その後日光療法専門施設が開設され、結核治療に多大な貢献をしました。

 

 その後、昭和2年に、黒田保次郎という方が光線治療室を開設し、

光線治療研究所を経て財団法人光線研究所を設立。 

広島で原爆症の患者の光線治療などで期待以上の成果を得られたそうです。 

 

光線治療の効果

 

光線治療の効果は、一言で言うと「代謝を良くして自己治癒力を高める」 ことなので、

なんにでも効果があるのです。

 とてもたくさんありすぎるので、

代表的なものをご紹介したいと思います♬ 

 

1、温熱作用 

⇒冷えをとり、身体を温める 

 

2、光化学作用 

⇒可視光線により、皮膚で50種類以上の光産生物質が産生される。

 代表的なものはビタミンD 

 

3、消炎・鎮痛作用 

⇒温めて血行を良くして、炎症反応を促進して結果的に痛みも抑えられて 

早期回復につながります♬ 

一般的に使われている湿布や消炎鎮痛剤と違う所は、

湿布などが冷やして血行を悪くして炎症を抑えることに対し、

コーケントーは温めて血行を良くして炎症を促進する事です。 

冷やすと一時的に痛みが軽減するけれど炎症は長引きます。 

温めると一時的に痛みが軽減後、炎症が拡がったり痛みが増強します。 

しかし炎症反応を促進はしますが、

コーケントーによる温熱と光化学作用で血行が良くなり

組織の修復・再生などが促進され、炎症が早く回復するのです🙌

 

 4、生体リズムの調整 

⇒1日は24時間、人の体内時計は25時間と言われていて、

この1時間のずれを調整するのが可視光線。

 あまり日光を浴びずに夜型の生活をしていると生体バランスが崩れ、 

それが原因で不眠などの睡眠障害を引き起こしたり、

自律神経のバランスが崩れたりすることがあります。 

可視光線は、その調整の手助けをしてくれます。

 

 その他、痒みを抑えてくれたり、傷の肉芽を形成してくれたり、

その効果は多岐にわたります🌈 

 

帯状疱疹と顔面神経麻痺に当てました

 

 これは、私の夫の例です。

(全ての人に効果があるとは限りません) 

私の夫は2016年から2019年まで中国に駐在していました。

 日本人がほとんどいない地域で、その仕事もとてもストレスのかかる職場でした。

 日本人がほとんどいない地域だったため、

私は一緒に帯同はせず、1か月くらいを目安に行ったり来たりの生活をしていました。

 

 ある時、私が中国に行って、帰国する数日前に口唇ヘルペスになりました💦 

なんか嫌な予感がしながら帰国したら、その数日後に夫から 「顔にできものができた」と連絡があり、

病院に行ったら「帯状疱疹」ということで、毎日病院で点滴治療をしているとのこと。

 

 当時私は食養をやっていたので、これは大変!と再び中国に行き、

食事などいろんなサポートをしました。

 始めのうちこそシンプルな食事を受け入れていた夫でしたが、

点滴治療で改善するとともに、そんな食事の必要性が分からなくなるのです・・・。

 

 「治ってるからいいやん!ちょっとくらいいいやん!」 

私が言うことに対してイライラする夫。 

私もずっといられるわけではないのでその後は夫の自由になり、

 熱もないし、きっとお酒も飲んでいたことと思います。

 

 できていた帯状疱疹が目の近くだったので、またしても嫌な予感がしながら帰国しました。 

その数日後、テレビ電話がかかってきて 

「口がひょっとこみたいに動かないよ!」と。 

 

あー!嫌な予感が当たってしまった・・・。

 顔面神経麻痺になっていたのでした・・・・。

 上海に出張中でしたが、すぐに帰ってもらって病院に。

 鍼治療などを受けたそうですが、上司と相談の上、 

「日本でゆっくり治療した方がいい」ということになり、

緊急帰国。 

 

当時私が勤めていたクリニックに予約を取り、診ていただきました。

 経過は先生に報告していたので、抗ウイルス薬と、体質改善の漢方薬を数種類処方を受けました。 

「どうする?飲む?」と相談しながら。 

(誰にも言ってませんでしたが、中国の病院で散々抗ウイルス薬の点滴をしていたので、結局飲みませんでした💦) 

帰国してからひたすらコーケントー。 

そして療養食。

 

 そんな時、たまたま信頼できる友人からとてもいい鍼の先生がいる、という話を聞いていたので、

行くことにしました。

 鍼の先生は

「あなたのこれらの症状は全てストレスです。肝臓も疲れているので、ストレスを和らげるように鍼をしていきます」 と

治療が始まりました。

 

 治療しながら、食生活や生活習慣についてもいろいろ教わったそうです。 

週3日くらい通ったかな。 

そして自宅ではひたすらコーケントー。

 多分一日6時間以上当たってもらってました。 

 

「全部ストレスが原因です」という言葉がとても腑に落ちたそうで、

 それから自分の仕事のことや生活のことを振り返ったそうです。

 いろいろ話しました。

 結局鍼治療とコーケントーでほぼ完治して。 

1か月弱くらいして無事に中国に戻りました。 

何がよかったのか?

 鍼治療だけでも、コーケントーだけでも、食事だけでも効果がなかったかもしれない。 

でもそれらを全部したこと、そして何より 

「原因はストレスで、生活や考え方を変えたほうがいい」 ということに

自分が腑に落ちたことが、劇的な回復につながったと、 私は思っています。

 

 1回目の帯状疱疹の時は、薬でよくなったから、と自分の生活を振り返ることはしませんでした。 

2回目に顔面神経麻痺になって、鍼の先生に言っていただいた言葉がきっかけでやっと

自分ごととしてとらえるようになりました。 

 

人は安易な方に流されます。

 私も同じです。 

薬によって目に見える症状が無くなったら 「治った」と思って元の生活に戻ります。

 喉元を過ぎたら熱さを忘れるのが人間というものです。 

だからこそ。 大切なことは、自分ごととしてとらえ、自分で努力する事。

 自己治癒力を高めること。 

それが基本だな、と思った出来事でした。 その数年後、今度は私が原因不明の湿疹に悩まされ、またしても鍼治療とコーケントーでほぼ完治するのでした!