久しぶりに家にあるストック部品や、真空管で42シングル・アンプを作ることにしました。しばらくの間、物置で眠っていた未使用のリード社のシャーシ(P―11)が出てきたので、やる気スイッチが入りました。サイズは300×70×180、塗装済の底板付きのケースシャーシです。簡単なアンプなので今日と明日の2日間で完成させます。
午前中にシャーシの穴あけをしました。いつものように電源トランスの穴から加工します。今回もドリルと、ニッパー、ヤスリだけで加工します。下図は書かずに部品を乗せてみて、印をつけたらドリルでガァ~・・ヤスリでガリガリゴリゴリ・・です。
古いニッパーで剥ぎ取り、平ヤスリで仕上げていきます。
真空管の穴だけはコンパスで円を書いてから穴あけします。
大きめの半丸ヤスリで仕上げます。
今回も整流管の80を使おうかと思いましたが、予備が少ないので、シリコン・ダイオードによる整流とします。MT管の穴は初段管の6AV6の穴です。今回は楽です。あとはネジ穴をあければ加工は終わりです。
早速部品を取り付けました。42用の6Zのタイトソケットですが、いつも下付けとするのですが、このソケットは上付け用で下付けには改造しにくいので、上付けとし、7ピンのMT管ソケットも同様に上に取り付けました。42からの放熱はありますが、ST管でシャーシ全体が熱くなることはないので放熱用の穴はあけませんでした。
サイドウッドは100円ショップの工作用の板材、節が少しありますが、出来るだけ節部分を避けてノコギリでシャーシに合わせ切りました。紙ヤスリで磨いてからチーク色のニスを塗り、木ネジでシャーシのサイドに取り付けました。
出力トランスは春日無線のOUT-54B57です。バンド型ですが、スプレー塗料で黒色にしました。このトランスは音のバランスが良く、特に中音から高音に伸びがあり音の良い出力トランスです。現在は春日無線からは販売されていないようで?、東栄変成器からOPT-54B57として販売されています。昔は@1,500円位でしたが、今は、税込みで何と@6,120円です。なお、春日無線の時はオリエント・コアとなっていましたが、東栄変成器のOPT-54B57ではハイライトとなっています。
使用したのは春日無線のものです。
シャーシ加工が早かったので今日は、ここまで配線作業をしました。100V電源、ヒーター配線、アース線、B電源部まで終わりました。ここまでくれば配線作業は残り少ないので、明日の午前中には完成予定です。
明日、完成したらブログ更新します。今日は、これからクラシック音楽の投稿文を書きます。
では、またね・・・HIROちゃんでした。







