2A3 / 300B 兼用コンパチブル・シングル・アンプですが、来週の完成予定でしたが、予定が変わり時間が取れたので、残りの配線作業を行い、今日、完成しました。

 

 

 使用した2A3ですが、1枚プレートのソヴテック製を使用しました。

ドライブは、国産の6SJ7-GT(5693)です。(6SH7-GTも挿し替え出来るよう供給B電圧を調整しました。ドライブ管もコンパチブルです)

整流管ですが、5U4Gと同じ特性でピン接続も全く同じ5U3Gを使用しました。

 

 

 

シャーシ裏側の配線の様子です。

 

 

 今回のアンプは2A3の他に、フィラメント電圧を切り替えることにより、300Bも挿し替えて使用できます。300Bのフィラメント規格は5V1.2Aですが、6.3V端子から1.1Ωの抵抗をシリーズにつなぎ5Vとしました。300Bとしては、もう少しプレート電圧を高くして電流も、もう少し流したほうが出力も大きいのですが、B電圧の切替は無しにしてフィラメント電圧の切替だけとしました。

 そのため、2A3としては、プレート電圧が少し高めとなっていますが、自己バイアス抵抗を1KΩとして電流を少し押さえることによって、2A3動作のプレート損失(Pd)は、規格表の動作例と同じ15Wにしてあります。

 

300Bでの試聴は中国製のものですが、ソヴテックの2A3がシングル・プレートで構造も類似しているためか、2A3と、300Bとの音の違いはあまり感じられません。(後ろに写っているアンプはUZ-42のシングル・アンプです)

 

300Bでの試聴・・・

 

 

とりあえず、今回は完成のご報告まで、詳しい説明と回路図、他社(RCAなど)の2A3や、WE300Bなどとの差し替え試聴結果等については後日、改めて記事を投稿します。

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。