初めに

2月に行った心臓カテーテルによるステント留置の手術ですが、再発しやすい箇所ということで、検査入院し、28日に再び心臓カテーテルによる血管造影検査を行いました。その結果、再発は見られず、また、新たな部分での狭窄は見つかりませんでした。そのため、3日ほどで退院。これで少しは長生き出来そうです。

昨日は、1日暇でしたので、久しぶりに真空管アンプを作ってみました。

 

6V6 コンパチブル・シングル・アンプ(6L6/EL34兼用)です。

 

 

 

 

 

 今回は、メルカリに出品するために、新規にアンプを製作したものです。シャーシ、電源トランス等は中古品を使用しましたが、出力トランス(OPT-5S)はストックしていた新品を使用、真空管は出力管に6V6、ドライブ管は12AT7を使うのを基準として回路定数を決定しています。多少、プレート特性曲線から見たバイアス電圧の動作点は適正値からズレてはいますが、出力管は6V6の他に6L6や5881もそのまま挿し替えられます。さらに、ソケットの1番ピンと8番ピンを接続していますので、EL34(6CA7)もそのまま挿し替えができるアンプです。6L6や、EL34だと軽い動作ですが、それでも十分な出力が得られます。出力は約4Wです。

 また、ドライブ管は12AT7(6201)を使うことが基準ですが、ラフに使うのであれば、入力感度や、各部の電圧配分は異なりますが、12AX7や、12AU7、5963、5965、12R-LL3、などでもそのまま挿し替え出来ます。

 今回は出力管に6L6-GC(ロシア製新品)と、あまり知られていない12AV7を使用しました。12AV7は12AU7と12AT7の中間みたいな双3極管です。なお、整流管ですが、本来はテレビのダンパ管ですが、整流管としても使用できる東芝の6W4を使用しました。(6W4ですが見た目は古いですがストックの新品を使用しました)半波整流ですがハムは全く出ません。回路的には単純な2段アンプです。NFBは通常、出力トランスの2次側から前段のカソードにつなぐのが多いのですが、今回は出力管のプレートから前段のカソードに帰還抵抗を付けています。このNFBの方法は、簡単でとても音が良いと思います。

 

回路図です。記入している電圧は前段に12AV7、出力管に6L6GCを使用した場合の各部の対シャーシ間の電圧です。

 

 

ご参考まで

オーディオHIROちゃん の出品した商品 - メルカリ (mercari.com)

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。