前回、シャルル・ミュンシュのベートーヴェン交響曲について紹介したのですが、CD棚の奥に倒れていたベートーヴェンの交響曲第7番と、第8番のCDが見つかりました。
■ベートーヴェン交響曲第7番イ長調 Op92(録音:1949年)
■ベートーヴェン交響曲第8番ヘ長調 Op93(録音:1958年)
ボストン交響楽団
第7番ですが、前回は、Memories盤のボストン交響楽団 1954/10/15のライヴ録音でしたが、この録音はミュンシュのボストン交響楽団の音楽監督就任後、RCAへ行われた最初の録音の一つです。
1949年の録音で残念ながらモノラル録音ですが、比較的聴きやすい音質です。ミュンシュらしく勢いも感じられ、ダイナミズムを最大限に引き出した演奏だとは思いますが、モノラルということもあるのか、新鮮さが感じられないのが残念。
それに対し、第8番の演奏は素晴らしい。この録音・・前回の記事に書いたように、今から60年前の中学1年の時に初めて購入した第8番で、当時、33回転の17センチ盤でした。早いテンポでの溌剌とした演奏で気持ちが良い。60年前にこの演奏を初めて聴いた時の感動を思い出しました。ただテンポが快速でベートーヴェンの交響曲としては、平凡な演奏だと評価される方が多いかもしれません。しかし、重厚さはあまり感じられないものの、良く聴くとミュンシュらしい迫力が随所に感じられ、やはり、HIROちゃんにとっては、この第8番は思い入れのある「名盤」の一つです。
・・・おしらせ・・・
今週は仕事で学校教育関係の学会に参加予定です。分科会でのワークショップで発表をしなければならないので、その準備等、および出張のため、今週いっぱいはブログの更新は致しません。と、言っても最近は3日に1度くらいのペースでの投稿が多いのですが・・次回の投稿は来週以降とさせていただきます。
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。