これまで番外編として「もう少し長生きしてほしかった指揮者の名盤」として何人か書いてきました。紹介した指揮者のほかにも例えば、イタリアの指揮者、ジュゼッペ・シノーポリ(1946-2001年)もいますが、シノーポリについては、ほとんどライブラリーとしての音盤を架蔵していないので記事にはしていません。
その他、ルドルフ・ケンペ(1910-1976年)も、もう少し長く活動してもらいたかった指揮者の一人ですが、変な話、極端に短命であったわけでもなく、ケンペの音源はベートーヴェンや、ブラームス、ブルックナーなどの交響曲の録音などを架蔵しているので、今後、紹介したいと思っています。
さて、だいたい生年順に書いてきた、この企画ですが、番外編を除いて前回まで、「ハンス・クナッパーツブッシュの名盤・名演奏」について書いてきました。今回は同じ1888年生まれのフリッツ・ライナーについて少し紹介します。
■フリッツ・ライナー (1888-1963年)
※タワーレコード通販サイトからコピペ
ブダペスト生まれの指揮者。1963年11月15日、ニューヨーク滞在中に急逝。リスト音楽院でピアノと作曲を学ぶ。ブダペスト歌劇場で指揮デビューを飾り、1914年、ドレスデン国立歌劇場の首席指揮者に迎えられる。1922年、シンシナティ交響楽団常任指揮者に就任。1939年にはピッツバーグ交響楽団音楽監督、1948年からメトロポリタン歌劇場指揮者を歴任。1953年、シカゴ交響楽団音楽監督に就任し楽団の黄金時代を築いた。 2012/08/30 (2014/01/10更新) (CDジャーナル)
フリッツ・ライナーの音源ですが、手元にLPレコードが結構あるのかなと思っていたら、ほとんどなし・・・架蔵しているのは下記の廉価盤の2枚だけでした。
バルトークの「弦楽器と打楽器とチェレスタのための音楽」は、「管弦楽曲のための協奏曲」と共に名盤と言えるものでしょう。
ベートーヴェンの交響曲ですが、1、5、6、7、9番のステレオ録音の他にモノラル録音もありますが、HIROちゃんの手元にあるのは写真の第5番「運命」と、モノラル録音の第3番「英雄」の2曲だけです。どちらも切れ味の鋭いダイナミックな演奏と言えるでしょう。
上記の2枚のLPの他では、シカゴ交響楽団との録音を集めた、下記の2つのBOXが手元にあります。これらについては以前、このブログで紹介していますので、そちらの記事を読んでみて下さい。末尾に赤字でタイトルを入れておきます。クリックすれば記事につながります。
■フリッツ・ライナー&シカゴ交響楽団 名演集
■リヒャルト・シュトラウス生誕150年記念リリース
『フリッツ・ライナー・コンダクツ・R・シュトラウス~コンプリートRCA & コロンビア・レコーディングス』
■フリッツ・ライナー&シカゴ交響楽団 名演集
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フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団による名演奏集 (表記に間違いはあるけれど)
■R・シュトラウス~コンプリート作品集
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では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。