今回、製作したEL34ppアンプですが、電源トランスの関係でB電流の容量が250mAしか取り出せません。そのため、EL34としては軽い動作で回路を考えてみました。

 EL34は好きな出力管で3極管接続の音も好きなので、軽い動作で5極管接続と、3極管接続が切り替えられる下記のような回路で製作してみました。(電源部は省略します)

 

 

 ところがハムが大きく時々ノイズも発生、誤配線も無ければ各電圧配分もOK・・まったく原因がわからず・・ほとんどの抵抗やコンデンサー、配線コードに至るまで、ほぼ全てを中古品を使用したため不具合な部品があったのか・・全く分からず・・

真空管を交換してもハムは消えず・・・なので。。初めから作り直そうと写真のように壊してしまった・・

 

 

 実は、これがまたまた失敗!・・壊さなくても良かった・・コンデンサーや抵抗など出力部から取り外していったのですが、初段管6AU6あたりの抵抗や配線を半田ごてで外そうとしたら何と入力部のアース線が浮いていたのです。簡単に言うと半田が完全についていなかったのです。俗にいう「天ぷら」でした。だからハムが出てノイズまで出たのです。まあ初歩的な半田作業の単純ミスでした。良く見れば良かった。またまた失敗・・作り直しです。

 

 ということで、実は昨日、再度全て作り直しました。ただし大きな出力は望まないので、今回はEL34の3極管接続のみにしました。それからドライブ回路も真空管から全面的に変更してみました。そして完成しました。今回は完全にハム無しです。(プリアンプならともかく傍熱管のプッシュプル・アンプですからハムは出ないはずですよね)どんなアンプが完成したか、回路図も含め、次回に投稿します。

 

 

 

では、今日はこのへんで・・・HIROちゃんでした。