ピアニストのマウリツゥィオ・ポリーニさんが亡くなられた。享年82歳。

ポリーニさんのプロフィールをタワーレコードの通販サイトからコピペしました。

 

----- ピアニスト。1942年イタリア、ミラノ生まれ。ハンス・フォン・ビューローの流れをくむカルロ・ヴィドゥッソに師事。11歳で師と共にジョイント・リサイタルで舞台デビュー。60年のショパン・コンクールで満場一致の1位を獲得するが、その後演奏活動を中止する。68年に復帰。71年にはヨーロッパ・ツアーを行ない大成功を得る。完璧なテクニックと透徹したスコア・リーディングによって作品を浮き彫りにする、20世紀後半を代表するピアニスト -----

 

 ポリーニのCDなどの音盤は結構手元にあるのですが、昨日は、大好きなモーツアルトのピアノ協奏曲第23番K.488 と、第19番K.459を久しぶりに聴いてみました。

 

 

この録音は1976年4月で、ポリーニがまだ30歳代の若い時の録音です。

 また、カール・ベームとウィーン・フィルハーモニーとの初めて共演した録音です。この演奏は個人的にはポリーニの演奏を聴くというより、ベーム指揮/ウィーン・フィルハーモニーを聴くというイメージが強いのですが、若いポリーニと晩年のベームとの掛け合いが素晴らしく、2曲とも繊細さもあり、カデンツァも聴きごたえのある、とても格調高いモーツアルトと言えるでしょう。

 

 次回のクラシック音楽の投稿は、「名指揮者の名盤・名演奏」シリーズの続きでハンス・クナッパーツブッシュのベートーヴェン交響曲について投稿したいと思います。

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。