前回、アンプが完成し記事を投稿したのですが、記事にも書いたように、前段のドライブ管のrp(プレート抵抗)と、中間トランスの相性等を考えパラ接続はやめて、1ユニット(1/2)での動作に変更し、ドライブ管のカソード抵抗値等を変更しました。

また、それに伴いB電源部のドライブ管へのデカップリング抵抗値を変更しました。

なお、このアンプの前段の交換可能な球に12BH7Aを追加しました。(これがなかなか良い)

今回の回路の変更により、アンプの総電流も前回より少し少なくなったことから電源トランスの電流の余裕を少し増やすことができます。

 

 前段のドライブ管で、そのまま挿し替えできる真空管ですが、多少ラフな使い方ですが、すべて手元にある真空管です。ほとんどが中μ管です。12AT7(6201)は高μ管ですが、rpは12AU7の値に近いので挿し替えできます。しかし、12AX7はrpが高すぎるため挿し替えはできません。これら前段の各真空管の動作データー等については次回、報告します。

(このアンプでの出力管45/2A3/300Bの各動作データーは、前回の投稿記事を見てください。)

 

変更後の回路図です。多分、これが最終の回路になると思います・・?。

 

 

回路変更したのであらためて配線状態の写真を掲載します。(あまりきれいな配線技術ではありませんが・・)なお、音が良くなるオマジナイとして、B電源のケミコンにフィルムコンデンサーをパラに付けました。出力管のカソード抵抗にもつけようと思ったのですが、適当な手持ちがなかったので付けていません。(音キチ?の友人は、これを付けると音がホントに良くなるよ!」って言うのですが・・駄目耳のHIROちゃんには全く違いがわかりません。)

 

 

次回は、ドライブ管の違いと、45/2A3/300Bの各出力管での試聴結果等について報告します。なお、この記事に関連する事項を追加する場合は、あらためての投稿はしません。この記事に追加投稿をしていきます。

では、またね・・・HIROちゃんでした。