2023/12/27 追加投稿

シャーシの再塗装が終わりました。写真を末尾に追加しました。

 

 仕事が冬休みになったのですが、寒いので体調がイマイチ・・

それでも今日は朝から天気が良かったので、アンプつくりを始めることにしました。部品のほとんどは中古品を使うので予算は、シャーシと電源トランスの再塗装に使用する黒色つや消しのスプレーだけです。コンデンサーと抵抗などは一部、我が家のストックを使います。60年近く趣味とは言え、真空管アンプつくりをやってきたので、真空管やトランス類、抵抗、コンデンサーをはじめ小物まで、たくさんの中古品とストック品があります。

 

 さて、今回のアンプは初めから新しいシャーシを加工するか、アルミ板を購入してシャーシを作れば理想の部品配置など、見た目にも良いものができるのですが、当地ではシャーシの入手は困難、通販も面倒だし、アルミ板は高いし・・初めからの加工も大変。 そんなことで、これまで製作しては壊したアンプの残骸がたくさんあるので、使いまわしのシャーシを再加工して使用することにしました。今回は6L6だったかEL34のプッシュプル・アンプの残骸から取り出したシャーシを再加工します。 サイドウッドを取り外しました。

 

 

 シリコン・ダイオード整流だったので整流管の穴がありません。左の穴はケミコン用です。ここを整流管にすると、チョーク・トランスが載りません。そのため従来のケミコン穴を塞ぐようにチョーク・トランスを取り付け、少し狭いのですが、その手前に整流管の穴を新たにあけることにします。(古典管なので整流管を使用します)

 

 また、中間トランスのNC-15を元の真空管用の穴に取り付けると、前段の真空管がぶつかってしまいます。そこでNC-15を後ろにずらして取り付けるために穴の2つを後ろに穴を広げます。こうすると前段はST管でもGT管、MT管でも取り付け可能となります。

できれば見た目にもST管やGT管にしたいところですが、そのまま挿し替えられる真空管の種類が多く選択できるMT管のソケットをそのまま取り付けることにします。

 

かなり適当な再加工ですが・・・

前記のように整流管用の穴を追加で開けるとともに、NC-15中間トランスを取り付けるために2か所の穴を広げます。電源トランスの取り付け穴も合わないので、広げました。

 前段用の真空管2本の間に45/2A3のバイアス切替用のスイッチの穴を追加してあけます。あとはトランス取り付け用のネジ穴等をあければ再加工は終了です。

このシャーシの部品配置だと少し狭く、また見た目のバランスも悪いのですが、今回はデザイン性は無視し、我慢します。

 

 

凄い穴だらけのシャーシ・・! 中間トランス用に広げた穴が変な形ですが、この穴は隠れてしまいます。チョーク・トランスの下の前のケミコン用穴の手前部分が少し見えてしまいますが、これは仕方ありません。チョーク・トランスのリード線を通す穴としては、隙間でも大きいのですが、まあ完成後のお楽しみ・・

 

 塗料もはげた部分が多いので、粗い紙やすりで塗料を根気よく落とします。ここまでにするのに、休みながらですが2時間もかかってしまいました。

 

 

今日は、ここまでにして作業は終わり・・・再塗装は明日以降にやる予定です。電源トランスは、再塗装しました。塗装前と、再塗装後の写真です。

 

 

 

 配線作業は時間が作れれば1日で終わるのですが・・・

年末の家の大掃除がいろいろとあるので、時間が作れるだろうか? まあ、それでもできれば年内に完成すれば良いのですが・・

 

2023/12/27 追加投稿

シャーシの再塗装が終わりました。

 

 

では、また作業が始まったら投稿します・・・HIROちゃんでした。