真空管アンプ作りもしばらくご無沙汰・・・真空管や中古の部品などは、抵抗やコンデンサーも含め、ほとんど購入しないで、家にある部品だけで何台かのアンプの製作は可能なのですが、シャーシだけは購入するか自作するしかありません。

そんな中、物置などに壊したアンプのシャーシの残骸が10個ほど捨てずに残してあります。それらの中から使えそうな使い古しのシャーシを2個見つけ出しました。

 

 

 上のシャーシは多分、6L6か何かのプッシュプル・アンプの残骸、下のシャーシは46シングル・アンプの残骸ですが、2個とも少し穴を修正加工したり再塗装すれば、十分再使用できるようです。

 

 と、いうことで何のアンプをどんな回路で作るかですが、現在、直熱の古典出力管なら新品・中古も含め、300B、2A3、6A3、6B4G、45、46、47、71A、VT-52、VT-25(10)、VT-62(801A)などのストックがあります。他にST管なら41や、42などの手持ちもあります。また、GT管ならEL34(6CA7)、6L6GC、6V6、6F6、6GA4など、他にも811Aや、811-10などのトリタン球など、候補の出力管は結構あるのですが、今回は2A3と45あたりの球で作ってみようかと思っています。2A3や、45のシングル・アンプはこれまで10台以上製作し、多くは壊さずに残してあります。2A3や、45は何台作っても飽きません。

 

 今回はシングル・アンプということで手持ちの出力トランスですが、だいぶ前に購入しておいた東栄変成器のOPT-11Sの新品が2個、タンゴのU-808の中古が2個、などが手持ちとしてあります。

 また、トランス結合用の中間トランスとして、タンゴのNC-15の中古品2個が手元にあるので、今回は、これらを使用したシングル・アンプを案として考えてみることに・・・

 

 

 

とりあえず、使い古しの2つのシャーシにトランス類を載せてみました。

プッシュプル・アンプに使用した穴あきシャーシですが、穴の位置を少し加工して広げたりすれば、中間トランスを載せたり、整流管の箇所もなんとか確保できそうです。

 

 

 こちらのシャーシなら東栄変成器のOPT-11Sがよさそうです。これならCR結合か、ロフチン・ホワイト回路でのアンプが考えられます。こちらも少しのシャーシの加工変更と再塗装で使えそうです。

 

 

 やる気と作る気があれば、電源トランスやチョーク・トランスの適当な中古品は他にも手元にあるので、再塗装用の塗料代くらいで、ほぼ0円でアンプ2台が完成します・・・

後は書いたようにやる気スイッチさえ入れば2日もあれば完成するのですが・・・現在、結婚して家を出た娘が、今週から2歳の長女を連れて里帰り出産のため我が家にいます。12月ころまではいるようなので? 2歳の孫と生まれてくる赤ん坊の世話などで、アンプを作る余裕はないかも・・

さて、アンプ作り・・どうしよう・・当分は頭の中だけで・・・

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。