現在、投稿中の「名指揮者の名盤・名演奏」について、エルネスト・アンセルメの「春の祭典」などのストラヴィンスキー作品や、ラヴェル、ドビュッシーなどの作品を聴いているところですが、まだ記事は書いていません。
ところで、今回は「名指揮者の名盤・名演奏」から少し離れ、投稿記事は後日・・
昨日ですが、職場の直ぐ近くにある、リサイクル・リユース店に昼休みに良く出かけるのですが、LPレコードの100円コーナーの脇に無造作に箱に入った歌謡曲や、ポピュラーのレコードの中に、混じっていたのがカラヤン指揮/ベルリン・フィルハーモニーの次のレコードでした。
これが何と税込み60円!・・中身を見たら傷は全く無しの良盤でした。・・と言うことで「これは救ってあげなければ・・」と購入。60円でもセルフ・レジで気軽に購入できました。・・
「ブラームス/ハンガリー舞曲集」&
「ドヴォルザーク/スラブ舞曲集」
レコード番号 SMG 2036 日本グラモフォン
価格2,000円
いつ頃、発売されたレコードだろうか? ジャケットのカラヤンの顔も若い。このレコードの録音は確か1959年の録音なので、カラヤンが51歳の時のものですね。
ダブル・ジャケットのLP、開いてみるとブラームスとドヴォルザークについて藁科雅美 氏が、そして楽曲の解説を村田武雄 氏が書いていました。
間違いなく税込み60円でした。価格ラベルは剥がさないでおくことに・・
どちらの曲集も全集ではありません。選曲としてはどうだろう・・・
久しぶりに、この演奏を聴いてみました。
う~~~ん・・・やっぱり・・カラヤンらしい「スマートでまとまりのあるスキのない演奏」とでも言うのだろうか、民族的な舞曲と言う感じではなく、真っ向から取り組んだ真面目で純粋なクラシック音楽です。1曲1曲が短い小品のかたまりですが、このような小品を完璧に演奏するのは、カラヤンだけかも・・重厚で緻密なアンサンブルのベルリン・フィル、正直、個人的には完璧すぎて面白くありません。この演奏はHIROちゃんにとっては「聴く演奏ではなく、カラヤンの催眠術にかけられて聴かされる演奏・・」これって、変な表現ですが、カラヤンは「聴かせ上手」な指揮者ですね。
と、今でも、好きな演奏もありますが、「アンチ・カラヤン」ですが、カラヤンのLPやCDは数百枚もあります。いずれ、現在進行中の「名指揮者の名盤・名演奏」でカラヤンの投稿までには、まだまだ先になりそうですが、数百枚を改めて全部聴き直しも無理ですし、カラヤンの名盤選びには迷うところです。カラヤンについては何回投稿すれば書き終わるのか、今から悩んでいます。
では、今日は、このへんで・・・次回のクラシック投稿は「アンセルメの名盤・名演奏」の続きです。・・・HIROちゃんでした・・