6BQ5 (EL84) プッシュプル・アンプのシャーシが完成しました。昨日の午後3時間、そして今日の午後3時間、計6時間で下記のシャーシが完成しました。

 

 

 当地ではシャーシ等を扱うパーツ店はないので、自作することにしました。すべてホームセンターの材料で作りましたので、HIROちゃんのオリジナル・シャーシの製作方法を紹介します。

ただし、図面も書かず、全ておっつけ作業での製作ですので、作られる場合には、きちんと図面等を書いたり下書きしたりしないと失敗します。今回も失敗しました・・・

 

材料から完成までの作業を紹介します。

■主な材料

・アルミ板(300mm×200mm×2mm)※天板用

・アルミ不等辺アングル(900mm×40mm×2mm)

 ※前面、背面、サイド補強等用

・アルミ板(300mm×50mm×1mm)前面パネル用

 ※あまりものをカットして使用(下の写真には無し)

・杉材(600mm×60mm×14mm)サイドウッド用

・その他、塗装用塗料、ネジ類

 

 

シャーシの設計図はありません。ぶっつけ本番のおっつけ作業、下書きなしの印だけ書きながら製作開始です。まずはアンプのレイアウトを主な部品を載せて決めます。シャーシの設計はこれで終わりです。

 

 

まずは、天板に電源トランスの取り付け位置に、サインペンで大体の線を書きます。

 

 

 

ドリルで線に沿って穴をあけていきます。今回のアルミ板は2mm厚なので加工は結構大変です。

 

 

ニッパーではぎ取った後、平ヤスリで仕上げます。古いニッパーを使用しないと刃を傷める場合があります。。

 

 

 

①電源トランスを載せて、取り付けネジ穴部分に印をつけます。まあ、何と適当なやり方なのか・・

②ドリルで穴をあけます。

 

 

真空管ソケットの取り付け穴部分に印と円を描きます。

 

 

トリマーではなくドリルとヤスリだけで仕上げます。

 

 

 

B電源部のブロック電解コンデンサーの取り付け穴を追加。

 

 

前面の不等辺アングルが40mmしかないので、前面の見た目を良くするため50mmとしました。余っていたアルミ板から切り落とし、アングル材と重ねます。

 

 

不等辺アングルを前面用、背面用、サイド用に金鋸で切り落とします。

 

 

①前面用の不等辺アングルと追加のパネルに電源スイッチ、パイロット・ランプ、ヴォリュームの取り付け穴をあけます。

②背面用には100V用コネクター、ヒューズケース、スピーカー端子、入力端子用の穴をあけます。

③サイドウッド用の杉材をカットし、紙ヤスリをかけて透明ラッカーを塗ります。

④塗料が良くのるように、アルミ板は紙ヤスリでこすって、キズを付けます。

 

 

前面用、背面用、前面パネル(50mmにするため重ねる)に塗装します。今回は以前にシャーシ塗装に使用し、自宅に残っていた自動車用のボデーペイントを使用しました。色は思い切った色で何と赤色(ホンダ用R81ミラノレッド)です。

 

 

補強用の不等辺アングルに木ネジでサイドウッドを取り付けます。

 

 

前面パネルを付けるため、電源スイッチ、ヴォリューム等を仮に取り付けます。最後にサイドウッドにゴム足を取り付けて完成です。

 

 

 

 

色が少し気になりますが、見た目どうでしょうか?

シャーシが完成すればあとは、トランス類や小物類を取り付け、配線作業です。明日は、電源部だけでも配線作業をできればやりたいと思っています。

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。