暫くの間、いろいろあって休んでいたアンプ作リですが、再開することに・・・

当初は2A3/45のコンパチブル・シングル・アンプを計画したのですが、2A3と45アンプは近いうちに後から作ることにし、6BQ5(EL84)のプッシュプル・アンプを作ることにしました。

6BQ5にした理由は、東芝製のHi-S管6BQ5が結構本数を持っていることと、中古の電源トランスと、小型のプッシュプル用の出力トランスがあるため作ることにしました。

 

 これまで6BQ5(EL84)を使ったアンプは、以前にも紹介しましたが、高校生の時に作ったシングルのステレオ・アンプ、その後、「三極管接続(三結)シングル・アンプ」、「三結パラシングル・アンプ」などを作ってきましたがプッシュプル・アンプは作ったことがありません。

 6BQ5は力強い音がする印象を持っています。5極管アンプだと出力も比較的大きくシングルでも5~6W、プッシュプルだと10W以上の出力を出すことが出来ます。三極管接続(三結)だと出力は小さくなりますが、とても繊細でクリアーな音がする出力管なので、三極管接続(三結)のプッシュプルと思ったのですが、今回は5極管のままで作ってみることにします。

 

 今回のアンプ作りにあたっては、あらためて購入するものはありません。真空管をはじめ、トランス類、抵抗やコンデンサーなどの小物まで含め、家にあるストック品や中古品で作れるでしょう。

 

 

 

 

 出力トランスですが、タンゴのU13-8の中古品ですが、本来なら20W位のトランスを使いたいところですが、今回は13W用ですので、電圧・電流を調整し出力10W位のアンプを作ることにします。10Wあれば、HIROちゃんにとっては大出力です。

 

 電源トランスは山水のPV-145です。倍電圧用のトランスで電圧タップが多いので、電圧調整が容易なトランスです。

 

 真空管ですが6BQ5は前述のように東芝製のHi-S管、ドライブ管は、12AX7を使用する予定です。12AX7は同じ東芝製のHi-Fi用の低雑音12AX7Aをはじめ、松下製、テレフンケン製のECC83などもあるので購入の必要はありません。

 

 シャーシは適当な手持ちがないので、ホームセンターで購入したアルミ板とアングルで自作します。(2A3アンプで使用するつもりで購入しておいたものです)

 

 

 4月4日に入学式があり、新学期が始まるのですが、担当の授業は4月11日からなので、それまでは春休みです。シャーシさえ出来上がれば、2日もあれば完成するので、3月中には完成するかも?

でも、家庭菜園の作業もあるので完成予定は未定です。

 

出来れば明日からでもシャーシ作りに取り組みたいと思います。

では、今日はこのへんで・・・HIROちゃんでした。