前回の投稿では、トゥリオ・セラフィンについて書きましたが、次の投稿に向けて、LPレコードの棚を探していたら、セラフィン指揮の「ランメルモールのルチア」の1959年録音の新盤(ステレオ)と、1956年録音のヴェルディの「椿姫」のLPレコードのBOXが見つかりました。かなり昔に購入したものですが、いつ頃だったかは全く記憶がありません。中身の音盤は傷もホコリや汚れもなくピッカピカです。多分、購入した時に1度だけ針を落としただけで、どんな演奏だったかも忘れています。

 

■ドニゼッティ 

歌劇『ランメルモールのルチア』(ランメルムーアのルチア)全曲

 トゥリオ・セラフィン指揮/フィルハーモニア管弦楽団&合唱団

 マリア・カラス、フェルッチョ・タリアヴィーニ、

 ピエロ・カプッチーリ 他 録音:1959年

 【ステレオ】東芝EMI EAC-47137-38

 

 

■ヴェルディ 歌劇「椿姫」全曲

 トゥリオ・セラフィン指揮/ミラノ・スカラ座管弦楽団&合唱団

 アントニエッタ・ステルラ、ジュゼッペ・ディ・ステファノ

 ティト・ゴッビ、エルヴィラ・ガラッシ 他

 録音:1955年【モノラル】 東芝EMI  EAC-47273-74

 

 

 さて、「ルチア」ですが、前回投稿の1953年録音の旧盤ではマリア・カラスの絶頂期の声を聴くことができたのですがこの新盤ではどうだったのだろうか?・・ほかの歌手はどうだろう・・ほとんど覚えていません。

近いうちに旧盤と新盤の聴き比べをしたいと思っていますが、この1959年盤も名盤中の名盤と評価されてきた演奏ですので期待外れになることはないでしょう。

 

 「椿姫」ですが、セラフィンは1959年にヴィクトリア・デ・ロス・アンヘレスらと再録音していますが、こちらはアントニエッタ・ステルラらとの1955年のモノラル録音です。このLPレコードも今回は、聴き直しはまだしていません。

 

 まあ、何と言っていいのか・・CD、LPの枚数も多くなり、整理ができていません。演奏家別に分けているコーナーが多く、後はベートーヴェンの交響曲全集だけは100種類以上あるので、全集のコーナーにまとめています。後は会社別(レーベル別)が多いのですが、2011年の東日本大震災の時に棚から崩れたCDは、適当に棚に戻したものが多く、そのままで整理していないのが多くあります。この企画の投稿を機会に少し膨大な枚数のCDや、LPを整理したいと思っています。

 

・・・追記・・・

そんなことで、LPの棚を見ていたら、こんなLPも出てきました。

なんと1926年録音の復刻LP盤です。どうして、こんなものを買ったのかな?

でもベートーヴェン交響曲第9番「合唱」の史上最初の全曲録音と言うことで、歴史的な貴重な音源と言ってよいでしょう。

 

 

 なお、ワインガルトナーは、1863年生まれですので、トスカニーニや、メンゲルベルクよりも前に活躍した指揮者です。今回の最初の投稿で書けばよかったのでしょうか・・・

因みにワインガルトナーは、第9番「合唱」をウィーン・フィルハーモニーとも録音していますが、ベートーヴェンの交響曲全曲を録音していて、HIROちゃんの手元にはMEMORIES盤で下記の全曲を持っています。

第1番 VPO 1937年

第2番 VPO 1938年

第3番「英雄」 VPO 1936年

第4番 LPO 1933年

第5番「運命」LPO  1933年

第6番「田園」RPO  1927年

第7番 VPO 1936年

第8番 VPO 1936年

第9番「合唱」VPO 1935年

 

----- おしらせ -----

今後、紹介していく指揮者ですが、生年月順に書くつもりでしたが、初めから間違っていましたし、次にカール・シューリヒトを投稿しようと、LPレコードや、CDの聴き直しをしているのですが、生年月順だと、シューリヒトの前にも1876年生まれのパブロ・カザルス(チェロ奏者でもありますが)や、1879年生まれのトーマス・ビーチャムもいました。まあ、硬いことは言わず大体の古い順に、適当に書いていきたいと思います。

と、いうことで次回からはカザルス、ビーチャム、シューリヒトの順になるかしら・・? でもこの企画、いつごろまで投稿を続けることができるのだろうか・・

この調子でいくと、数百枚はあるカラヤンの紹介はいつごろになって、どんな音源をどのくらい名盤として紹介すればよいのだろうか・・

カラヤンの前にもアーベントロートや、アンセルメ、ターリッヒ、クレンペラー、パレー、フルトヴェングラー、ライナー、クナッパーツブッシュ、ボールド、エーリッヒ・クライバー、ミュンシュ、シェルヘン、サバータ、ロジンスキー、クレメンス・クラウス、ケンペン、ベーム、ミトロプーロス、セル、ホーレンシュタイン、バルビローリ、オーマンディ、マタチッチ、スクロヴァチェフスキ、スタインバーグ、クレツキ、ベイヌム、ヨッフム、クリュイタンス、ムラヴィンスキー、ドラティ、カイルベルト、そして・・やっとカラヤン、朝比奈隆・・みんな巨匠ばかりだ・・それ以後もごっちゃりだ・・・

でも決めた以上は書き続けるつもり・・・あの世からお迎えが来る前には終わるだろう。

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。