写真の送信管のUV-211シングル・アンプですが、普段、最も多く使用しているお気に入りのアンプです。

今日、次の製作予定アンプの部品を探していた時、コンデンサーや抵抗の部品箱から35V10μFのNCC(松尾電機)のタンタルコンデンサーが2個出てきました。

 

 

 このコンデンサーは、今年亡くなられた「常陸管球の会」会長のKIYOさんから「これを電圧増幅管のカソードのバイパス・コンデンサーとしてパラに使うと音がよくなるよ・・」と、4個頂いたうちの2個・・あとの2個はWE300Bシングル・アンプに使用している。

 

 と、いうことで初段の5691(6SL7)のカソードのバイパスコンデンサーの50V100µFにパラってタンタルコンデンサーをつけてみました。

 

 

 さて、コンデンサーの追加で音に変化はあったのか?・・良くなったのだろうか?・・

駄目耳のHIROちゃんには、まったく区別がつかない。音マニアの方なら音の変化に気づくのだろうか・・? HIROちゃんにとっては「音が良くなるオマジナイ」です。

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症が落ち着き、できれば「常陸管球の会」の試聴会が再開できることを願っているのですが、試聴会で、ぜひこのアンプの音を聴いていただきたいと思っています。

 

 このUV-211シングル・アンプの回路図をあらためて紹介します。

なお、使用した出力トランスは3段増幅用のトランスで、1次2次間の位相が逆相になっています。そのため2段アンプなので、4Ω端子をアースして、0Ω端子からNFBをかけています。

 

このブログでは、同じ回路のアンプの製作を、おすすめしているものではありません。また、アンプの試聴結果は、個人的な感想です。したがって、このブログ内記事の回路図等は、参考にしないで下さい。同じ回路のアンプを、お作りになるのは自由だとは思いますが、全て自己責任の上、製作くださるよう、お願いいたします。投稿者としての責任は一切持ちません。真空管アンプ製作は、高電圧等による感電死や、火災、火気事故、シャシー加工時での怪我など、注意が必要です。安全第一で楽しいアンプ作りをしましょう。

 

これまでのUV-211シングル・アンプの製作記事は、テーマ「211・845アンプ」から見てください。

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。