「夕鶴」は、木下順二の戯曲「夕鶴」を台本として、團伊玖磨が作曲した全1幕のオペラです。日本のオペラの中では代表的な作品なのですが、発売されている音源は非常に少ない。そんな「夕鶴」ですが、2年位前にリサイクル店で下記の中古のLPレコードを見つけました。税込み1,280円と少し高いかな~~とは思ったのですが、入手困難なレコードなので購入したものです。
●團伊玖磨:「夕鶴」全曲
團伊玖磨 指揮 東京フィルハーモニー管弦楽団
シンギング・エンジェルズ
三宅春恵(S:つう) 木下保(T:与ひょう)
栗林義信(Br:惣ど) 立川澄人(Br:運ず)
東芝レコード(TA-6033-4)
このレコードですが、録音データーの記載がありません。おそらく1957年から1959年の間に放送用録音から収録されたものと思われます。レコード盤には写真でもわかるようにSTEREOと大きく表記されていますが、モノラル録音です。
今回はサブシステムのパイオニアのプレーヤーで・・・
モノラルですが、聴きやすい音だと思います。緊張感あふれる演奏で、作曲者の伝えたい感情などが良く表れた名演と言えると思います。この録音は下記のYou Tube で聴くことが出来ます。
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「夕鶴」の音源というと、この他に伊藤京子主演/若杉弘指揮読売日本交響楽団演奏のビクターエンタテインメント盤、それに作曲者自身の團伊玖磨指揮による鮫島由美子主演の東京シティ・フィルハーモニック交響楽団演奏のデンオン盤(上演600回記念公演のライヴ録音)があります。
(これらのCDはHIROちゃんは架蔵していません)
この上演600回記念公演はライヴ映像として下記のYou Tube で鑑賞することが出来ます。
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では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。(^^♪