マーラーの交響曲・・・う~~ん・・・実はHIROちゃんにとってマーラーは少し苦手。交響曲も第1番や第4番、第5番、第9番は結構良く聴く方なのですが、その他の曲は進んではあまり聴いていません。
と、言いつつマーラーの交響曲はバーンスタイン、アバド、クーベリック、ラトル、ギーレンの全集をはじめ、クレンペラーや、ワルター、カラヤンなどでも何曲か架蔵してはいます。

 そんなどちらかと言うと苦手なマーラーですが、つい最近、職場の直ぐ近くのリサイクル・リユース店のLPレコードの100円ジャンク・コーナーでブルーノ・ワルター指揮/ニューヨーク・フィルハーモニックのマーラー交響曲第2番「復活」を見つけ購入しました。

 


 

エミリア・クンダリ(ソプラノ)

モーリン・フォレスター(コントラルト)

ウエストミンスター合唱団

[合唱指揮:ジョン・フィンレイ・ウィリアムソン]

ニューヨーク・フィルハーモニック

指揮:ブルーノ・ワルター

【録音】

1957年2月18日(第4・5楽章)

1958年2月17日(第1楽章)、2月21日(第2・3楽章)

ニューヨーク、カーネギー・ホール




 

 このLPレコードですがCBS/SONYの国内盤(SOCL9-10)の2枚組で価格は4,000円のもの・・(4,000円と高価で当時は手が出なかった・・・)
それが何と税込みで100円!・・100円コーナーは中身も自由に検盤OKなので取り出してみたらなんと全くの無傷!のピカピカ・・・
実はこの曲を初めて購入したのは、この録音と同じもので、Odysseyの輸入LPレコードで国内盤より安価だった下記のLPレコードです。


 

 この曲はCDでも購入していますが、なぜ同じ曲を、しかも同じLPをダブって買うのかって・・理由は2つ・・ジャケットが違うので買いたかった、いわゆるジャケ買い。それと、こんな名盤が100円のジャンク・コーナーにあるなんて・・もったいない! 助けてあげないと・・という理由ですね。 !(^^)!
 一時は引退を表明したブルーノ・ワルターがステレオ録音をスタートした彼の最初の録音です。正にこれも復活! ワルター初のマルチ・トラック録音で心臓発作で倒れる直前に第4・5楽章が2トラックで、回復後残りが3トラックで収録されたようです。この演奏の評価については多くの方などが述べていますので、あらためて書く必要もないでしょう。芳醇でスケールの大きい名演と言って良いでしょう。

 なお、ワルターの指揮したマーラーの交響曲第2番「復活」の録音は、この他にもいくつかあるようですが、HIROちゃんの手元には1948年5月15日ウィーン、ムジークフェラインザールにおける実況録音のCDがあります。


 

 正規盤でSACDでも発売されていますが、HIROちゃんのはMEMORIESレーベルの非正規盤?5枚組BOX(マーラー交響曲集)の中の1曲。ノイズの多いモノラルですがなんとか鑑賞には耐えられます。(再発売されたSACDの音はどうなのかな?)聴いていると少し疲れますが、これも名演でしょう。

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。 (^^♪