今年ももうすぐ終わりです。専門学校の授業も来週で終わります。今年の前半は対面授業が出来ずに、苦労した1年でしたが、来週の火曜日で今年のHIROちゃんの担当授業は終わるので、冬休みに入ります。
そこで、久しぶりに冬休みを利用して、真空管アンプでも作ろうと思っています。
当初は、古典管の45や2A3などの直熱3極管を使った、トランス結合アンプの製作を考えていたのですが、手元に東芝製の通測用Hi-S管の6BQ5(EL84)の新品元箱入りが多くあるので、これを使いプッシュプル・アンプを作ることにしました。直熱管を使ったトランス結合アンプは、そのあと作ることに・・・
さて、作るにあたっての部品ですが、主要部品である真空管をはじめ、電源トランス、出力トランスは壊したアンプから取り出したものなどがあるので、購入する必要はありません。
回路的には5極管接続で出力10W位のアンプにするか、3極管接続(結合)で4W位のアンプにするかは迷うところです。6BQ5は個人的な印象としては、結構パワフルな音を出すのですが、3極管接続だと音ががらりと変わり、とてもクリアーな音になります。どちらの回路にするかは少し検討してから決めたいと思っています。
電源トランスですが、下の写真のように、5極管接続のプッシュプル回路なら山水のPV-145の中古がありますし、3極管接続のプッシュプルならタンゴのPH-120で用が足りるので、これを使う予定です。
出力トランスですが、5極管接続のPPだと多少小さめですが、タンゴの出力13W用のU-13-8があるので、これを使います。1次側が8KΩというものです。6BQ5の3極管接続(結合)の場合、規格表の動作例では10KΩとなっていますが、8KΩでも大きな問題はないでしょう。
B電源用のチョーク・トランスは適当な手持ちがないので使いません。傍熱管のプッシュプル・アンプなので、チョーク無しの3極管接続(結合)でもハムの心配はないでしょう。
MT管用のソケットや小物類もほとんど家にあるストック品か、中古品で間に合うのですが、シャーシはありません。地元にパーツ屋さんが無くなってしまったので、通販で購入するか、近くのホームセンターでアルミ板を購入して自作するしかありません。
なお、CR類ですがケミコンや抵抗類はほとんどあるのですが、適当なカップリング・コンデンサーの4個がないかもしれません。また、抵抗ですが100KΩ以上の高抵抗値のものはたくさん手元にあるのですが、1KΩ以下の抵抗はほとんどありません。特に今回は自己バイアスで作るのですが、6BQ5のカソード抵抗に使用する抵抗値あるいは近似値の抵抗が今のところ見当たりません。ジャンク箱等をあさり、何とか見つけ出したいと思っています。
そんなことで、今回の製作費の予算はシャーシ製作費だけと言うことで何とかやってみたいと思っています。
これから暇をみて家の中を探してみて、部品が全部集まったら、また投稿したいと思います。実際にアンプの製作を始めるのは正月休み頃かな??
では、今日はこのへんで・・・HIROちゃんでした。 (^^♪