FC2ブログの「クラシック音楽の名曲名盤この一枚」のブログ名のハルコウさんが、ブルックナー交響曲の第8番について、現在(7/5)で実に66種類の演奏について第8番の第3楽章について投稿を毎日アップしています。(いったい何種類まで聴くのだろうか・・・?)
HIROちゃんもブルックナーの交響曲はベートーヴェンや、ブラームス、モーツアルトなどと共に好きな曲が多い。ブルックナーの交響曲は数えたことがないのですが、全曲なら多分200枚以上?は架蔵していると思います。中でも、第8番は第7番、第9番と共に好きな曲で朝比奈隆氏は8種類、カラヤンは6種類、他にもシューリヒト、クナッパーツブッシュ、ヨッフムなどなど、かなりの音源がライブラリーとして架蔵しています。
CDも1万枚を超えると整理が悪いので、どこに何があるのか探すのが大変です。
昨日、ハルコウさんのブログでマタチッチ指揮/N響の第8番の投稿があり、久しぶりにマタチッチを聴いてみようとCDの棚を探していたら、下記の3枚の未聴のブルックナーのCD が見つかりました。なぜ、まだ聴いていないのかって?・・・まあ、このように購入したまま、まだ一度も聴いていないCDがわんさとあるのです。多分、全部聴き終わらないうちに、お迎えが来るでしょう・・・
見つかったブルックナーの未聴の交響曲CDは・・・
まだ、外装のセロファン紙も剥がしてありませんでした・・・新品のまま・・・
■交響曲第1番 ハ短調(リンツ稿)
オトマール・スイトナー指揮/シュターツカペレ・ドレスデン(1987年録音)
オトマール・スイトナー指揮/シュターツカペレ・ドレスデン(1990年録音)
■交響曲第8番 ハ短調(ハース稿)
サー・ジョン・バルビローリ指揮/ハレ管弦楽団
1970年5月20日/ロイヤル・フェスティバル・ホールでのライブ録音
えっ!・・バルビローリのブルックナー・・そんなの買ったかな~? ぜんぜん覚えていない・・・
と、いうことで今日はバルビローリのブルックナー交響曲第8番を聴いてみました。
いつも前置きが長く、肝心の演奏については、今回も、ちょっとした感想や寸評だけですが・・
一言でいえば、バルビローリはブルックナーは似合わない、というか向いていない気がします。この演奏はライブということはあるにせよ、ハレ管弦楽団の演奏にはミスが目立ちます。特に管楽器などは頼りなく、オーケストラ全体がベストではありません。全曲をとおしての感想ですが、確かにライブということもあり、会場でのうねるような情熱の高まりは感じますが・・・やはり、バルビローリ特有?の個性的な濃厚さが随所で感じられるのです。
各楽章の演奏時間ですが・・・
14:42 13:29 23:37 22:07 Total Time 73:07
となっていますが、第2楽章は速いテンポで始まります。ここでも「バルビローリ節」が感じられます。第3楽章のアダージョになると、ヴァイオリンの濃厚なヴィヴラートも見られ独特の節回し?がどうしても目立ってきます。第1楽章や第4楽章はライブということもあり、ティンパニの強打や金管楽器の炸裂など迫力は感じますが、オケのバランスはあまりよくありません。
この演奏はブルックナーの音楽ファンが聴くというより、「熱烈なバルビローリ・ファン」が聴く演奏かも・・・そんな方には、多少のミスがあっても、たまらない演奏かも・・
ハルコウさんの「「クラシック音楽の名曲名盤この一枚」のブログは、こちらです。
では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。