交響曲はHIROちゃんのクラシック・ライブラリーの中では最も多く、たくさんの音源があります。その中でもマーラーの交響曲も多くあるのですが、昔から何となく苦手・・・ベートーヴェンや、ブラームス、ブルックナー、モーツアルトなどに比べると、真剣に聴くことがあまりなかったのですが、ここ数年、なぜかマーラーを聴くことが多くなってきました。

 マーラーと言えば交響曲「大地の歌」を良く聴いていましたが、まあ、この曲は交響曲とは言っても交響曲の範疇に入る曲なのか・・と思うような曲ですね。

 

マーラーの交響曲については手元に、バーンスタイン/NYPや、ラトル、クーベリック、アバド、ギーレンなどの全集を持っていますが、今回紹介するのは「第9番ニ長調」です。

第9番と言うと、古いところではブルーノ・ワルター/VPO(1938年ライブ)をはじめ、クレンペラー/NPO(1967年)、バーンスタイン/BPO(1979年ライブ)、カラヤン/BPO(1982年ライブ)など名盤と呼ばれる音源も持っていますが、今回紹介するのはジョン・バルビローリが1964年にベルリン・フィルハーモニー管弦楽団と録音したもの。

 アナログ時代のLPレコードのほとんどはCDでも買い直ししているのですが、このバルビローリ盤はLPのみしか手元にはありません。このバルビローリ盤は最近、SACDでも発売されていますが、HIROちゃんのCDプレーヤーはSACD対応の機器ではありません。SACDは確かに音は良いのかもしれませんが、高額なのであらためて買おうかという気にはなれません。アナログ録音はLPレコードで聴くのが好きです。

 

 久しぶりにバルビローリのLPを取り出してみましたが、盤はカビや汚れも全くなく、ものすごく綺麗・・多分、一度くらいしか聴いていなかったかもしれません。

 

 

 

 

 この演奏・・あらためて聴き直してみると、一言で言うと、「BPOの重厚な響きの中に、思い入れたっぷりの独特で濃密な表現の演奏」とでも言うのだろうか・・

カラヤンや、バーンスタイン、ワルターも良いし、クーベリックやアバドだって悪くないのですが、人の心に突き刺さる感動的な演奏では、このバルビローリ盤がベストだろうと思う。・・人によっては独特の節回し?が嫌だ・・と仰る方がいるかもしれませんが・・・。

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。 (^^♪