最近のクラシック音楽CDは、SACDの普及?により、価格が安くなっています。特にセットの輸入BOXは驚くほど安価でクラシック・ファンのHIROちゃんにとってはありがたい。

オーディオを趣味とする人間ですが、SACDについては、あまり興味がありません。と言うより、SACDは高価で手が出ませんし、正直、我が家のCDデッキはSACD対応の機器ではありません。本当に満足できる音は、時々出かける生でのコンサートだけです。(新型コロナの影響でなかなか行けませんが・・・) 確かにオーディオ・マニアやクラシック音楽ファンにとっては、出来るだけ生に近い良い音で聴きたいのはもっともな話です。しかし、SACDでなくても十分に音楽を楽しむことは出来ます。あくまで私見ですがクラシックの場合、古いアナログ録音の再販CDの音は何となく臨場感といったものがあまり感じとれません。また音の分離が悪く、特に木管楽器の音が何ともつまらなく聴こえます。中にはリマスターしても本来の音とはだいぶ違ってしまうCDもありますね。

レコード時代の音源は、やはりアナログでレコード・プレーヤーのアームを静かに動かし、針を落とす・・雰囲気音と言うか、臨場感というかCDとは全く異なりアナログは素晴らしい。(最近発売されるLPや、SACDは、ほとんど聴いていないので、音の違いは良くわかりません)

そのため、56年前の中学1年生から集めた2,000枚以上のLPレコードは1枚も手放していません。因みに小遣いをためて初めて買ったLPは、コンビチュニー指揮/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団のベートーヴェン交響曲第9番「合唱」でした。

 

前置きが長くなりましたが、今回紹介するのはモーツアルトの後期交響曲・・、モーツアルトの交響曲と言えば、ブルーノ・ワルターや、カール・ベーム、・・クーベリックや、シューリヒトなどなど、名盤と呼ばれるものが多いのですが、紹介するのはパブロ・カザルス指揮による後期交響曲です。LP時代に購入した音源のほとんどはCDでも買い直しているのですが、このカザルス盤のCDはもっていません。学生時代や若いころはLPレコードといっても、ほとんどが1,000円から1,500円の廉価盤を購入するのが殆んど・・このカザルス盤も廉価盤シリーズのものです。

 

 

 

 

・交響曲第35番ニ長調 K385 「ハフナー」

・交響曲第36番ハ長調 K425 「リンツ」

・交響曲第38番ニ長調 K504 「プラハ」

・交響曲第39番変ホ長調 K543

・交響曲第40番ト短調 K550

・交響曲第41番ハ長調 K551 「ジュピター」

 

これらのうち、第36番「リンツ」だけが1959年、プエルト=リコ・カザルス祝祭管弦楽団との演奏、後は全て1967-68年にマールボロ音楽祭管弦楽団とのライブ録音です。いずれも重厚で激烈・・・凄まじい力演!・・再度聴き直しても印象は変わりません。

これらの曲についての簡単な感想は、以前にYahooブログの時に投稿した下記の「指揮者パブロ・カザルス」と、「モーツアルトの交響曲の名盤はコレ!」を読んでみてください。

なお、下記の記事はクリックでつながりますが、Yahooブログ記事のままでコメントも消えていますし、修正もしていません。記事の最後に書いてあるアドレスでは他の記事にリンクできませんので、右のテーマから検索してください。

 

では、今日は、このへんで・・・HIROちゃんでした。 (^^♪